クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

デ・レーケの巨石堰堤 R- 4-11-18

2022-11-20 12:14:48 | 伝説・史跡探訪
何時もなら終日フリータイムの金曜日なのに
今週は間が悪く余裕は5時間で帰宅は15時前迄。

仕方なく忘れてしまった黒岩下からスルス峠へ
の道をいずれ辿るのでその途中にあるデ・レーケ
の巨石堰堤まで行って見ることにした。

平日の為か?r-28はガラ空きで何時も先客のある
カーブ19の幅広スペースに楽々と駐車。(10,30)



鷹ノ巣林道はびっしりの落葉の堆積、曇天なので
冷え冷えとした雰囲気。



せっせと歩いて旧黒岩キャンプ場ゲートを左折。
(10.38)



道は流水に削られたのか?小石ゴロゴロの悪路。



やがて崩落林道迂回路入口の目印。(10.44)



そこからの道は何とも不思議にもコンクリート
舗装がしっかり残って居る。



数分で初めて見るブルーと白のテープ。このテープ
スルスへ向かうルートから東への分岐などに見られれたので
若しかすると36童子や雨乞い碑からスルスに向かう
古道を調査している「榛名古道」さんや「山はこれから」さん
等の達人の目印か? だとすれば爺イの徘徊の種は
尽きない。



ここが右への分岐場所。幅広道が大きく左旋回しながら
延びている。(10.47)



直ぐに林道崩壊箇所だが転がって居る岩に
コケがびっしり付いているので崩落跡は
古くて固まっていて何の危険も無い。



崩落場所を渡って振り返るとこんなもの。



その先は右に植林地の奇麗な林道
堰堤工事用だったのだろう。



右下遥かには榛名白川源流の一つが見える。



やがて堰堤が連続しまず二つ。



右に土手が現れ渓流が見にくくなる。(10.56)



川床が可成り林道に接近して上がって来た。



そして又堰堤二つ。




続いて五つ目の堰堤。



そこに右折の目印と河原への下り道。某案内書には四つ目とあるが。



河原に降りると前方にデ・レーケの遺跡。



遺跡解説板。(11.11) これは夕日河原四号堰堤、(榛名山麓28基・箕郷町6基現存)



近辺の様子。残って居る遺跡は説明板の
背後の一部で当時の規模は窺い知れない。

デ・レーケの巨石堰堤


未だ時間の余裕があるのでスルスへの道を
少し探ることにした。一呼吸置いて東の
急斜面を登り(11.17)



茫漠としてどちらを向いても同じ景色の
笹原に立つ。



笹原を適当に北に向かうと先程見たと同じテープ。
(11.47)



この後は左右にあらわれる新旧の分岐と新テープ
を見ながら前進。



そしてこのルートでは見慣れない黄色テープ前で
戸惑っている内に(12.10)を過ぎて時間切れ。



この黄色テープに微かな記憶があり帰宅後調べたら
同じアングルの写真(2015-5)が残って居た。



今日はこれで打ち止めにして出直しだ。
せっせと下って遺跡上。(12.25)



軽食詰め込んだり本日の爺イ画像を撮り



河原をスタート。(12.57)



崩落跡を乗り越えて



ゲート前通過(13.16)



県道に着いたら秋の陽を浴びて相馬山が見事。
駐車場所には(13.33)自宅には14.25で
楽々予定内でセーフ。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山はこれから)
2022-11-20 23:51:47
金・土曜日はよい天気でしたね。
落葉して見通しが利くようになり、山道探索にはよい季節になってきましたね。
ワタシは隠居を決め込んで、今年の3~5月、毎週のようにスルス峠下に入り込んでいたのですが、草木も繁って見通しが利かなくなり、さらに6月からフルタイムの仕事を拝命してしまい「山入り」はストップ状態。そろそろ山の様子を見に行かねば、と思うこの頃です。

貴兄の目に留まった「青&白」のテープ(実は「青&黄」=ウクライナ・カラー)は、「デ・レイケの堰堤を見守る会」が今年の6月に着けたものです。
スルス峠から、右京掘りを経由して、デ・レーケの夕日河原堰堤3・4・7・8・9・10・11・12・13号を案内するための目印です。(1・2号は欠損、3・4号は夕日河原の西の沢、5~14号は東の沢筋に現存しています。)
1色のテープより区別が容易で、ウクライナ紛争の年にあやかって青・黄にしたものです。
この会は、栗ノ木沢の堰堤や八幡川の堰堤の清掃・整備や、堰堤と同時期に造られた周辺の砂防石垣の探索・調査などを行っています。
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Unknown (クタビレ爺イ)
2022-11-23 15:07:53
山はこれからさん
何時も豊富な情報を戴き感謝申し上げます。
あの新しいテープはウクライナカラー
でしたか。全く気付きませんでした。今思い出すと
笹原の左右に新しい道が見受けられ随所に新テープ
がありましたが堰堤への案内だったんですね。
その内、あのへんを徘徊して昔歩いたコースを
確認しに行きます。
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