好天の10/26、以前から一度は訪ねてみたいと思っていた「物見山」へのハイキング。
下仁田市街地をR-254で西進し「市野萱」を通過して「平畠」「高梨子」「下仁田」と
三つのトンネルを潜って「15号橋」の先で漸くこの道標に出会って神津牧場方面に。
細道をくねくねと登り進み、牧場手前の大駐車場に到着。シーズンを外れているのか
先着の車は一台きりでひっそり。
広場の隅に案内看板があり木枠段が設置してある登山口(9.55)。
少し登ると進路は緩やかな傾斜で南に向く。
遊歩道の直ぐ上には車道が平行して走っていて何の設備やら、建屋が点在する。
やがて車道と離れて林間を行くと朽ち果てた橋が散乱する小さな沢を二つほど渡る。
雑木の中を気分良く歩くと
やや傾斜が付き始めて何処にでもある笹原の道を蛇行する。
直線路に変って半分は土に返ったような古い木枠段。
その先で林道に飛び出すと突っ切ったところに「物見岩」の道標(10.43)。
道標に従って斜面を登ると小さな尾根に出て丁字路。物見岩三角点は左へ95m。
この辺から風が強くなり山が唸る様。これが物見岩か?
上に登ると小さな頂上で文字が殆ど消えた標識。
眼下には「内山牧場キャンプ場」と「あらふね荘」の屋根が微かに見える。
これは牧場内施設の「マレットゴルフコース18H」かもしれない。
反対側には神津牧場が思いのほか遠くに。
妙義方面などの山々。
西にはこれから向かう「物見山」、手前の鉄塔は「内山無線中継所」。
狭い頂上には四等三角点。点名は「物見岩」1315.3m。
ここから少し東に下がると二コブラクダの様と云われる露岩があり展望が良いとの
記事を見たことがあるが強風でもあるのでパス。でも、そっちが本当の物見岩?
少々休んでから物見山に向かって出発(11.11)。内山牧場の中に池、これは
「あらふね湖」。
勿体無い位の下りが始まると直ぐに巨大な無線中継所。螺旋階段で屋上に行けば
展望台との事だが、方角がさっきの物見岩と大差は無さそうなので先を急ぐ。
僅かの距離で妙義・荒船林道に降り立つ。
反対側に「物見山」の道標があるで林道を横切り。
道は相も変らぬ笹の道だが道形が鮮明なので何の不安も無い。
やがて左前方の木立の間から物見山が見えた。うん群馬百名山らしい貫禄はある。
又、林道に飛び出す。今度は「下仁田町」の看板を見ながら50m程林道歩き。
ここが再びの登山口。牧場用の閉められたゲートの左に登山道があつた(11.33)。
登山道は牧場の鉄索沿い、目標まで直線距離では僅かに450mだが途中で鉤形に
曲がるので二割り増しかな。
樹幹にこんなもの。「野生動物調査中」とあるがチラチラしても作動している
気配は無い。
もし、作動していたら爺イの馬鹿面が大写しだな。
途中で右手の牧場側が綺麗に開けた。緑の草の先に山の景観とは中々のもの。
やがて左折の曲がり角で「配水池」の設備、この裏を通過し方向は北から西北に変る。
最後はまたまた、腐った木枠段。
そして「物見山」に到着。何か山に登ったというより丘の上に来た位の感じ。
これで名山? 鉄塔は頂上より少し西の位置(12.03)。
多くのHPに載せられている緑色の頂上標識は真っ二つに割れて散乱していたので
再び掻き集め。
立ち杭の標識、帰りは表示に従って八風山・香坂峠に向かう予定。
三角点は土に埋もれそう、三等の点名は「物見山」で1375.4m。
浅間方面
四阿方面
榛名方面
妙義方面。ここから見えるのは金鶏・星穴・白雲という説があるが爺イにはさっぱりだ。
ここからも内山牧場の「あらふね湖」が見える。
荒船も逆光の中に、経塚山が異常に突起して見えるがまさか別の山?
本日の爺イ、風が強いので年寄りの弱味である喉下を厳重に防寒。昼食・休憩。
12.24に再スタート。電波塔は基礎部分の改装中。
狭い山道に作業車が入る為か、登山道は泥濘の道と化している。
直ぐに林道と交差、「神津牧場遊歩道」看板に従う。
近くの佐久市の立てた新しい道標には「志賀牧場・八風山」。
相変わらずの笹道は僅かの距離の平坦部分の後に急速に下降。
突然、右手が開けて牧場らしい風景。
「志賀牧場」への分岐を通過して直進。
今日は一応は西毛の紅葉・黄葉も期待したのだが今までは皆無。こんなものでも
黄葉の端くれで載っけておこうか。
最後の林道との出会い。「神津牧場へ」とあるが此れは通過車両用なので無視。
林道を突っ切って「香坂峠遊歩道」に入る。
振り返ると電波塔の見える物見山、この角度からは標高差が100m位なので丘程度(12.47)。
下り道を楽々で「香坂峠」に到着(12.51)。標高は1240mで牧場まで50分とある。
下仁田町と佐久市の古い標識。
行く手はやや草深い笹の道であまり歩かれている気配は無い。
目印の馬頭観音と石仏一体が道標の近くに。
前方が崩落、だが良く観察すると歩ける幅は残っていてやれやれだ。
牧場へは丘を一つ越えていくらしい。途中で突然に紅葉が見られた。
一山越えると、牧場の最上部に来た模様(13.21)。
で、牧場内の通路と合流。
下に牧場設備が見える。
こんな綺麗な牧舎、洋式牧場の象徴だったのだろう(13.33)。
近くに当歳児らしい子牛がづらっと繋がれているが反応に乏しく精気なし。
場内、唯一の黄葉スポット。
ポニーを見たり山羊?を観たりして駐車場所方面に。
案内図。
創設者・神津邦太郎翁(1865-1930)の胸像。かって作曲家の神津善行氏が
中村めいこさんと結婚した時、神津牧場の御曹司と伝えられたがそれは間違い。
善行氏は志賀で400年も続く「赤壁の家」と称される家系で神津一族の本家的家柄。
牧場を創設した神津家はその親戚筋に当たるが分流の家。
で、何とか駐車場に無事に帰着(13.44)。人工の紅葉樹。
牧場からの下り道、艫岩を一枚と周辺にひしめく山並み。
帰路は下仁田の中小坂から妙義方面に紅葉の偵察。だが、未だ全くの気配なしだつた。
序のことに妙義の山を近くから。
往復走行距離142k、歩行11.700歩の一日だった。
ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。
下仁田市街地をR-254で西進し「市野萱」を通過して「平畠」「高梨子」「下仁田」と
三つのトンネルを潜って「15号橋」の先で漸くこの道標に出会って神津牧場方面に。
細道をくねくねと登り進み、牧場手前の大駐車場に到着。シーズンを外れているのか
先着の車は一台きりでひっそり。
広場の隅に案内看板があり木枠段が設置してある登山口(9.55)。
少し登ると進路は緩やかな傾斜で南に向く。
遊歩道の直ぐ上には車道が平行して走っていて何の設備やら、建屋が点在する。
やがて車道と離れて林間を行くと朽ち果てた橋が散乱する小さな沢を二つほど渡る。
雑木の中を気分良く歩くと
やや傾斜が付き始めて何処にでもある笹原の道を蛇行する。
直線路に変って半分は土に返ったような古い木枠段。
その先で林道に飛び出すと突っ切ったところに「物見岩」の道標(10.43)。
道標に従って斜面を登ると小さな尾根に出て丁字路。物見岩三角点は左へ95m。
この辺から風が強くなり山が唸る様。これが物見岩か?
上に登ると小さな頂上で文字が殆ど消えた標識。
眼下には「内山牧場キャンプ場」と「あらふね荘」の屋根が微かに見える。
これは牧場内施設の「マレットゴルフコース18H」かもしれない。
反対側には神津牧場が思いのほか遠くに。
妙義方面などの山々。
西にはこれから向かう「物見山」、手前の鉄塔は「内山無線中継所」。
狭い頂上には四等三角点。点名は「物見岩」1315.3m。
ここから少し東に下がると二コブラクダの様と云われる露岩があり展望が良いとの
記事を見たことがあるが強風でもあるのでパス。でも、そっちが本当の物見岩?
少々休んでから物見山に向かって出発(11.11)。内山牧場の中に池、これは
「あらふね湖」。
勿体無い位の下りが始まると直ぐに巨大な無線中継所。螺旋階段で屋上に行けば
展望台との事だが、方角がさっきの物見岩と大差は無さそうなので先を急ぐ。
僅かの距離で妙義・荒船林道に降り立つ。
反対側に「物見山」の道標があるで林道を横切り。
道は相も変らぬ笹の道だが道形が鮮明なので何の不安も無い。
やがて左前方の木立の間から物見山が見えた。うん群馬百名山らしい貫禄はある。
又、林道に飛び出す。今度は「下仁田町」の看板を見ながら50m程林道歩き。
ここが再びの登山口。牧場用の閉められたゲートの左に登山道があつた(11.33)。
登山道は牧場の鉄索沿い、目標まで直線距離では僅かに450mだが途中で鉤形に
曲がるので二割り増しかな。
樹幹にこんなもの。「野生動物調査中」とあるがチラチラしても作動している
気配は無い。
もし、作動していたら爺イの馬鹿面が大写しだな。
途中で右手の牧場側が綺麗に開けた。緑の草の先に山の景観とは中々のもの。
やがて左折の曲がり角で「配水池」の設備、この裏を通過し方向は北から西北に変る。
最後はまたまた、腐った木枠段。
そして「物見山」に到着。何か山に登ったというより丘の上に来た位の感じ。
これで名山? 鉄塔は頂上より少し西の位置(12.03)。
多くのHPに載せられている緑色の頂上標識は真っ二つに割れて散乱していたので
再び掻き集め。
立ち杭の標識、帰りは表示に従って八風山・香坂峠に向かう予定。
三角点は土に埋もれそう、三等の点名は「物見山」で1375.4m。
浅間方面
四阿方面
榛名方面
妙義方面。ここから見えるのは金鶏・星穴・白雲という説があるが爺イにはさっぱりだ。
ここからも内山牧場の「あらふね湖」が見える。
荒船も逆光の中に、経塚山が異常に突起して見えるがまさか別の山?
本日の爺イ、風が強いので年寄りの弱味である喉下を厳重に防寒。昼食・休憩。
12.24に再スタート。電波塔は基礎部分の改装中。
狭い山道に作業車が入る為か、登山道は泥濘の道と化している。
直ぐに林道と交差、「神津牧場遊歩道」看板に従う。
近くの佐久市の立てた新しい道標には「志賀牧場・八風山」。
相変わらずの笹道は僅かの距離の平坦部分の後に急速に下降。
突然、右手が開けて牧場らしい風景。
「志賀牧場」への分岐を通過して直進。
今日は一応は西毛の紅葉・黄葉も期待したのだが今までは皆無。こんなものでも
黄葉の端くれで載っけておこうか。
最後の林道との出会い。「神津牧場へ」とあるが此れは通過車両用なので無視。
林道を突っ切って「香坂峠遊歩道」に入る。
振り返ると電波塔の見える物見山、この角度からは標高差が100m位なので丘程度(12.47)。
下り道を楽々で「香坂峠」に到着(12.51)。標高は1240mで牧場まで50分とある。
下仁田町と佐久市の古い標識。
行く手はやや草深い笹の道であまり歩かれている気配は無い。
目印の馬頭観音と石仏一体が道標の近くに。
前方が崩落、だが良く観察すると歩ける幅は残っていてやれやれだ。
牧場へは丘を一つ越えていくらしい。途中で突然に紅葉が見られた。
一山越えると、牧場の最上部に来た模様(13.21)。
で、牧場内の通路と合流。
下に牧場設備が見える。
こんな綺麗な牧舎、洋式牧場の象徴だったのだろう(13.33)。
近くに当歳児らしい子牛がづらっと繋がれているが反応に乏しく精気なし。
場内、唯一の黄葉スポット。
ポニーを見たり山羊?を観たりして駐車場所方面に。
案内図。
創設者・神津邦太郎翁(1865-1930)の胸像。かって作曲家の神津善行氏が
中村めいこさんと結婚した時、神津牧場の御曹司と伝えられたがそれは間違い。
善行氏は志賀で400年も続く「赤壁の家」と称される家系で神津一族の本家的家柄。
牧場を創設した神津家はその親戚筋に当たるが分流の家。
で、何とか駐車場に無事に帰着(13.44)。人工の紅葉樹。
牧場からの下り道、艫岩を一枚と周辺にひしめく山並み。
帰路は下仁田の中小坂から妙義方面に紅葉の偵察。だが、未だ全くの気配なしだつた。
序のことに妙義の山を近くから。
往復走行距離142k、歩行11.700歩の一日だった。
ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。
ルートを探しながら歩く・・不安になることもおありでしょうね。そんなときお菓子の包み紙が落ちていたりするとほっとします。ここはかって人が通った途だと。
11月は一番歩きやすい季節です。点線を忠実にたどるしかない私には、落ち葉で途が不明になると、途端に不安に襲われます。そんな経験が、沼田市郊外の三峰山でありました。
充分に注意してこれからも楽しんでください。
追いかける予定ですが予報は雨なのでどうなりますか。
山もボチボチですが確かに落ち葉の堆積は
踏み跡を消してしまいますが、爺イはそんな時にはしゃがみ込みの動物目線でじっと眺めます。そうすると立ち姿勢では見えない僅かに
落ち葉の沈んだ線が見えることがあります。
藪突破の時に這いつくばって動物の通過した
低位置の隙間を探す要領からのヒントです。