クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

三ツ峰山東南コース縦走は失敗 H-18-4-22

2006-04-22 17:19:42 | 榛名山麓
三つ峰の東南コースの走破と音羽山への縦走しようと28号線で榛名へ。
青木産業採石場先の「榛名の天然水・三原興業」ゲート前空き地に駐車。
(10.17)標高 759m。

五十㍍進んだ左側に今日使う周回林道入り口がある。林道は幅広ではあるが
路面は極めて悪く普通車は無理。やがて「保安林」看板と大岩の所で大きな
左折道。

これは周回路の出口、その先で直ぐに二股分岐。どちらにしようか迷ったが
道幅の広い右の道を選ぶ。結果から言うとこれが間違いの始まりで縦走にまで
影響してしまう。
この道は地形図通りに沢の左岸を行くが、どうも北に寄り過ぎの感じで
しまったと思ったときには下りに入っていた。少し戻ってもう一つの沢筋を
行くがこれも駄目。再び数百㍍戻って、別の西への林道に入る。
(10.57)早くも大幅の無駄ダマで前途多難。
それでも沢歩きも交えて高度を上げ、漸く右手の小尾根に登って落ち葉道
から脱出。(11.37)
そこからは何やら道らしき踏み跡、尚も行くと両側から尾根が迫ってきた
ところで左の雑木尾根に向って迂回し、峠状の所で尾根に到着。
(11.48)標高966m。
休憩しながら位置の計測、案の定、予定の稜線より一本東である事が
確認できゲンナリ。やっぱり、さっきの二股は右ではなく細いほうの
直進が正解だったのかな?角度の小さい二股は全くナビ泣かせである。
気をつけよう。
しかし、三つ峰の東南は三本も稜線が集まっているので大した事でもないと
尾根を行く。群馬郡誌の「三峰相集いて一山を成す。故にこの名あり。」
とはこの事か?
尾根道からは左下方に音羽山、右には相馬と天目が見えて中々の景観。

最初のコブ1022mを登って(12.12)左の尾根と合流するかと
思ったら並行で近付かない。2つ目コブ1077m(12.27)を過ぎる
と「群山」と彫られたコンクリート柱発見。やがて1134mで尾根の
合流点、計画ではこの尾根を来る筈だった。
三つ峰はここから直線距離で北北西591m。登りは変わらずで休止が
俄然多くなる。ヤセ尾根を通って1195mで二回目の合流。この尾根が
音羽への直行路の筈。上に見えるピークが最終と思って登り上げると何と
1267mの前山だった。しかし、ここから北方面の展望は素晴らしい。
普段高崎からは良く見えない谷川・武尊辺りの雪嶺が輝いている。
暫く足を止めて眺める至福の時。これがあるからハイクは楽しい。
(13.27)

三つ峰まで直線距離171m、

崖のような下りを経て岩だらけのゾクゾクするようなヤセ
尾根、不思議な岩の空洞もある。

北東から急登で周りこんで頂上1.315m着は(13.47)先客一
人あり、暫し雑談。榛名湖が良く見える場所で休息・遅い昼食。



いよいよ縦走に出発(14.05)、音羽までの直線距離は1.56k。
しかし合流点の分岐で大失敗。全て直進で良いのに、楽過ぎる下降で
調子に乗りすぎて最初の合流を登ってきた左に入ってしまった。最初の
一歩の違いは下に来ると数百㍍の誤差になる。途中で音羽が右下に見える
のでおかしいと気付いたが後の祭。
そのまま下って音羽の鞍部から修正しようとしたが西への尾根跨ぎ二本
までで諦めた。
やがて林道着、予定地点より遥かに東で戻り様も無い。鞍部まで来ていても
裾野の広さに圧倒される(15.18)。落胆して林道を下り分岐を経て
(15.31)、何時か又挑戦と思いながら駐車場所着(15.38)。
帰途に県道から箕郷の「芝桜」満開が良く見えたが、見物客の車が延々と
渋滞し農林大学校のところまで繋がっていた。通算 5時間11分、
縦走は失敗したが巨人が連勝したからまあ良いか。
下の地図、赤線は予定、黒線は実際。



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