クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

朝日北峰への一本尾根発見 H-17-12-21

2005-12-21 17:44:53 | 高崎・甘楽・藤岡方面
今日は荒模様との天気予報を信じて午前中、年末大掃除を始めていたが、どうも雲の様子も気温も昨日並の小春日和の感じがしてきたので午後になってから昨日の宿題を仕上に行くことに切り換えた。目的は朝日岳北峰への直登路探しである。

例によって「神戸バス停」近くに路傍駐車して林道を田口寄りに三百㍍入って登山口に到着。丁度昼の休憩時間で工事作業者は誰もいない。
目印から幅広作業道に入るが、雨水の浸食が激しく端の土手部分が漸く歩ける位。約廿分弱で大きな東西尾根にぶつかり、失敗かなと思ったら作業道が突然蛇行を始めて上手い具合に稜線に向かう。蛇行13分で稜線到着。見覚えがあって嫌な予感がする。果たして其処は第三尾根と第二尾根の継ぎ目で例の30㍍ロープの真下であった。一寸稜線への取り付きが早すぎたようでガックリ。此れでは第二尾根以降は従来の登山道になってしまうので新道発見とはならない。仕方なく主稜線まで行って降りながら探す事にする。
それでも第二尾根を避けて右下の気になっていた作業道を辿るが途中の岩壁に遮られて目印の一つである作業小屋あたりで再び何時もの道に戻ってしまった。
漸く主稜線に到着し、頂上まで行っても仕方がないのでグリーンテープの位置で休憩しながら主稜線左に降りる道を探した。ここまで1時間12分。

主稜線は東北に向いているので其の侭下っても良かったが、稜線左下10㍍に小道があったのでそれを辿る。しかし、結局主稜線に合流してしまったのでそのまま直進。
尾根道は幅広に伐採され楽に歩けるようになり、やがて北に向きを変える。
北に向いた途端に急傾斜となるが樹幹に赤ペンキのマークが絶え間なくつけられ、道は落ち葉の堆積もなく完全な登山道となり吃驚する。真っ直ぐな一本尾根は延々と続き、大きなコブで一寸苦戦するも工事中の林道が見えてくる。

しかし、近くまで来て一瞬進退極まる。登山道の先は既に工事が終わっていて四十㍍以上に見える立派な防災壁が出来ていて
身動きが取れない。下で働く関係者に聞こうとして大声で呼びかけるが工事の騒音のため聞こえないのか?誰も上を向いて呉れない。流石に暫くしゃがみ込んで困惑していると右に竹薮が見えた。だが其処も負けず劣らずの断崖風である。しかし、其処しかないのでソロソロと横移動して竹薮に近ずき防災壁との間を竹に掴まり何とか降りた。降りたというよりずり落ちたのかも知れない。降りたところは道路も完成している場所で小さなロータリーにベンチまで設置されており、その脇に「森の学校演習林」という看板と山に向かう道も有った。ここまで下り37分。


神戸バス停からの推定距離500㍍、最初の登山口から200㍍。
これで朝日北峰への一本尾根が確認できたので縦走にはここを使う事にしたい。この神戸・田口間の林道は生活道路なので整備は必要と思うが、防災壁に依って里山への入り口が無くなるのは寂しい限りである。工事が完成する前に登らないと駄目か?

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