クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

南牧の定番・小沢岳 H-18-11-14

2006-11-14 21:47:17 | 妙義・下仁田・富岡・南牧
天気も良くなったし、腰痛も大分治ってきたので何処かの藪山にでも
行こうかと思って用意していたら、何たる事かポケナビが突如として
叛乱を起こした。「衛星受信」が全く機能しなし、標示が南緯・西経に
なっているのに吃驚仰天。全く使い物にならず暫く調整を試みたが駄目。
と、なると、ナビが必要もなく腰に余り負担も掛らないところと考えて
南牧の「小沢岳」に決めた。西毛の低山の定番でもあり、群馬100名山に
選ばれているこの山を未だ訪れた事が無かったから。
ノンビリと下仁田に向ったら跡倉への橋が工事のため全面通行止め、大幅な
迂回をさせられて大迷惑。漸く172号線に入り青倉辺りで遥か彼方に
「小沢岳」らしい山が遠望できた。

成る程、トンガリが目立つ山だが、南から廻りこむので意外に楽かも
知れない。甘楽の摩利支天も北から見ると断崖の山に見えるが
高度のある南稜線から登ると唯の丘程度と言う事があつたのでそれに
近いかもと楽観。(10.35)
最初の分岐・「湯ノ沢渓谷」看板前を含めて、

数回の分岐があるがその都度、小沢岳方面への道標があるのでスムースに
「七久保橋」に到着して路傍に駐車。ここは「白髪岩」の帰りに通った事が
あるところ。(10.45)

暫く舗装路を登ると七久保集落との分岐がやや広場風で立派な登山口道標。

ここの大岩の上に何やら石像物、どうやら石灯篭の感じ。

お定まりの林道を腰を気にしながら超スローペースで登っていく。渓谷の
眺めは紅葉と溶け合って見事。やがて案内書にもある「八倉(ヨウクラ)峠」
への分岐。分岐といっても橋も無いのに沢を渡って斜面を登っていく細道が
見えるだけ。(11.34)

ここから僅かで峠風の場所、手前にニ体の馬頭観音、ここが「椚峠」らしい。

林道は此の先でゲートで封鎖されているが、山手に道標があって登山路。
(11.43)

少し休んでから登山開始、取り敢えず大コブを乗り越えなくてはならない。
このルートは南牧と下仁田の境界線上にあるので境界杭が多数並んでいる。
僅かの距離で早くも第一の「図根点」、

コブの後は小規模のピークが幾つもあるが大方、平坦と言って良い。
やがて目の前に大ピーク、これが1052m峰であるが少々飽きが来る
程の長丁場、図根点の頂上を乗越えて西北に向かって最終目標へ進む。
ちょっとした登りで南北に長い頂上着。(13.01-13.23)
三角点・石宮・大日如来石像・標識二つと賑やかな場所。




標識はしきりに「ここは南牧で下仁田ではない」と強調しているかのよう。

圧巻は凄い展望、中でも南から見る妙義や近くの四つ又か鹿岳かと
思われる山並が凄い。東北の榛名は霞みの中。


浅間も残念ながら雲に被われている。小さい標識は日付が一昨日の新品、
「陽一郎」のサイン。

昼食をとっていたら突然、山が唸り出して猛烈な南からの突風、慌てて
下山に掛る。
熊避け鈴三個とtomoさんから言われたとおりの携帯ラジオを
ガンガン鳴らし、賑やかに下山、峠着は14.08、駐車場所に14.35、
渓谷の眺めを再び楽しみながらゆっくり下り、工事現場から適当に迂回し
たら、下仁田高校裏で254線に出た。ナビ不具合の理由をいろいろ
考えたが判らない。明日サービスに聞いてみよう。


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