クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名周辺一回り H-29- 9- 5

2017-09-06 19:58:24 | 榛名湖周辺
家庭の事情によりここ数日間の好天を見送ったが明日から
又、天候不順と聞いて久しぶりの山行きを決めた。
実際は東籠ノ登の積りで出発したが西の空が厚い雲に
覆われていたので急遽、手近な榛名・掃部ケ岳に変更。

r-126で榛名湖畔に乗り上げ時計回りに北岸に向かい、
r-28で吾妻方面に進む。湖畔周回路から分かれて約1km
登り別荘地の管理道に入る。ゲート前の小スペースに駐車して
出発(8.40)。僅かの距離で管理道からの掃部への道標。



進路は日の差さない薄暗い林間を殆ど高低差もなく伸びる。



約600m程度の歩行で硯岩との分岐着。取り敢えず本日の景観を
確かめるために先に硯岩に寄る。



硯岩からの展望は生憎の事にやや霞状態ですっきりしない。
(サムネイルクリックで画像は拡大、戻るには左上の左向き矢印をクリック)


本日の爺イを撮って退散して下山。



再び分岐に戻って掃部まで0.8kの表示を見て登山開始。
頂上までの比高は230m。



出だしは普通の登山道、別荘地との境界に沿って進む。



やがてこの辺の低山特有の笹の道になるが笹の葉の露は
僅かでズボンを濡らすまでには至らない。



このルート独特の延々たる丸太段が始まる。



ここの段は下の写真のように土の部分が流されてしまって
いるので丸太跨ぎか丸太渡りをしないと進めない。



丸太段が終わると今度は木の根の段になるがこっちの方が
歩き易い感じ。



前方に稜線が見えてくると



湖畔の宿歌碑付近からの登山道と合流。この位置で
標高1390m程、頂上までの歩行距離は0.2km。



展望台からの景観に落胆して進むと

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誰も居ない静かな頂上に到着(10.39)。時間も早いので
この頂上から何時の間にか消えてしまった「宮標石」の
探索を試みた。



南東の木立の中に似たような石柱を発見したが側面三方が
木立に密着していて刻字が確認できない。だが漢数字入り
なので多分、一般的な境界杭だろう。矢張り宮標石は撤去された?



(記事修正)
過去の爺イのブログ画像を調べたらここの宮標石の写真とともに四四〇の刻字された
写真があつた。上記の漢数字入り石柱は一般の境界杭は間違いでこの木陰に隠れている
石柱は紛れもなく探していた宮標石の境界杭。




暫く過ごしてから下山開始(11.07)駐車場所到着は(12.05)。



今度は七月の末に出会った「ウバユリ」のその後の姿を
確認するために超低速でr-28を流しながら探したが
あれだけの群落が影も形も見つからない。付近を観察したら
丁度ウバユリが群生していた道路寄りの一帯が長区間に渡って
草刈りされてハゲ坊主。多分、この貴重なものも雑草扱いで
始末されてしまったらしい。ウバユリはユリと名がつくが
球根はなく種を飛ばして増えるのだから今後が思いやられる。



もう一か所の群生地が心配になって榛名湖北岸に急いで
今度は歩行しながら探索したらここでは健在で未だ
緑色だが立派な種子をつけていた。
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何となく安堵して湖畔に座り込んで湖面越しの景色を楽しみながら
遅い軽食。
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休憩後、沼の原へ「ユウスゲ」を見に行った。勿論、こんな時間帯だから
良い写真は期待しなかったが他の花が撮れて満足。
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中でもこれが気に入っている。

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帰り道に森林公園管理棟に寄った。前回、ここで期待したものが
全く見られなかったのでそのリベンジ。

(サムネイルクリックで画像は拡大、戻るには左上の左向き矢印をクリック)


最後はつつじが丘で水沢山に挨拶して本日の予定を早回りで
無事にこなして帰宅。



序に蝶の舞。


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