クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名で雷公襲来 H-18-5-20

2006-05-21 00:00:00 | 榛名山麓
今日は午前中雨の予報だったが目が醒めるともう陽が当っていた。急遽、
山行きの予定に変更。天候不順の内に作っておいた「柏木山(仮称)」の
標識を持って再び厚かましくも榛名カントリーのゲートを摺り抜ける。
(10.20)
断りを入れ様にも電話不通だから今日も無断立ち入り。ゲートからコース内
のカート道路を1.5k強も歩いて漸く4番ホール途中の林道入り口。
(10.49)勝手知ったる林道をゆっくり登り、尾根に乗り上げて今度は
右回りに急登。難無く先日の町村境界杭のある1090m峰に到着
(11.25-31)

少し休んでいよいよ西に向って出発。藪の状態は手で払えば苦になら
ない程度。最初のピークの手前鞍部に来ると左右から尾根が集まって
いる。(11.40)
直登は辛いなと思っていたら右からの主領線に向かって細い反時計回り
の踏み跡、やがて稜線に到着すると、小さな四つ角状態で木の枝に
目印替わりだろうか菓子袋などのゴミ?がぶら下げてある。
まあ、下に散らかすよりは良いかな。(11.52)

此方は左折して幅広で長い急登尾根を進む。三つ目のピーク手前に今度は
木の枝に空き缶。(12.15)ゴミは持ちかえれよ !!

このピークから左に曲がり二つの小ピークを越えていくが、その度に
赤黒杭がある。藪を潜りながらやや怖い岩尾根を経ると漸く待望の
「柏木山」(12.40-12.58)
標識を付けたり昼食・休憩。気が付いたら何時の間にか空模様が変わり
霧の中と言うか雲の中と言うか、周囲は何も見えなくなっていた。


早々に退散を決めこんで元の境界峰に戻る。(13.27)
未だ、時間も早いのでここから真南に流れる稜線を辿って鷹ノ巣林道
まで行って見ようとした。これが運命の分かれ道。既にゴロゴロ鳴って
いたので直ちに引き上げるべきだったが遠雷なのでそのまま下りに入る。
分岐は歩き易い左目をとると、やがて急降が始まる。
しかし、踏み跡もあるし気にもせずにそのまま進むと、もう一度凄い急降、
流石に登り返しが気になったが、ここまで来たら行ってしまえと前進。
漸く林道に降り立つが風景には見覚えはない。(14.07)
計測すると「栗ノ木沢」まで来てしまったらしい。付近を探索すると
堰堤と林道が入り込んでいる。無駄玉だったのを悟って一休みしていたら
突然夕立と強烈な雷。
生憎、雨具は先日のゴルフの際、バッグに入れっぱなし、手持はコンビ
にで買った三百円也のビニール合羽のみ。仕方なく其れを装着して薄暗く
なった雑木林に再突入。
直ぐに何やら石碑を見付けたが暗い上に相当な降雨で全く読み取れない。

葉の薄い雑木林は雨避けにはならず早くもズボンはグショ濡れ、襟元
からも袖口からも遠慮なく雨水が入りこむ。元々柔らかい土は水を
含んで滑り易く難渋。何しろ榛名の山中での雷は初体験で少々ビビリ
ながら雨宿りする場所もない急登を必死で登り続ける。幸いにして
今日の雷公は腹にずしんと響く大物ではなく、暴れている数は多い
ものの、カラカラと軽い音なので落雷はないとやや安心。びしょ濡れ、
泥だらけで漸く林道に戻り、4番ホールの東屋に駆け込んで暫く休憩。
(15.38)気圧の谷の通過らしく猛烈な風も加わった。

雷が遠のいたところで強風の続く雨中を駐車場所に到着。(16.02)
帰りはギンギンに暖房を利かせて冷えこんだ身体を温めながら帰宅。

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