クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

小春日和に誘われて榛名・天狗山 H-17-12-1

2005-12-02 14:00:00 | 榛名山麓
小春日和の暖気に誘われて天狗への登山道のうち、未だ良く把握しきれていない南面コースの再確認に向かった。126号線の南・東榛名線交差点を左折して南榛名線に入る。この林道は幅も舗装状態も最高にランクされている「びくや」前までの12.8Kである。

2.5K地点の「駒寄・大日陰線」、種山登山口先の5.7K地点の「筒井沢線」を通り越して7.5K地点の「碓原・夕日線」との合流点にある作業道入り口に駐車。先客の軽トラの荷台に大きな犬舎が積まれている。どうやら先行者は鳥撃ちの狩猟者らしい。間違われない様に手持の熊除け鈴を全部つけて出発。入って直ぐ作業道が陥没しているので左に回って迂回して林の中を右手の尾根とも台地とも思える方から登り始める。道は無いに等しく踏み跡や落ち葉の堆積した窪地を辿る。約15分で第1関門のブリキ表示板(下写真)を見つけたら右折する。

この標示では踏み跡無くなったら右手にと書いてあるが、元々不明瞭なのだから何処と言う指示にはならない。右折後も似たような道が続くが小さな涸れ沢が入り混んで迷うが兎に角テープ頼りに右目に直進。先の看板から30分弱で、テープが纏まって付いているところに下写真のような小枝で方向指示させるような洒落たテープ付けがある。これを見たら低い尾根を横断して右の沢に移るとテープのほかに看板に導かれて右手の山裾を登る事になる。

この表示板はかって爺イが要所に6枚付けたもの。


この道では直ぐに数個の石碑があるので直ぐ確認出きる。やがて両側に桧を植えた立派な参道風の場所に来て吃驚。その登りの厳しさにも更に吃驚。

数百㍍の参道を12分で過ぎると、その先は急登の道無し雑木林、深い落ち葉に足を取られながら23分で岩壁に突き当たる。ここに石宮を見たら少し下を大きく右に迂回して岩壁を避ける。

踏み跡あるも落ち葉で微かに段が感じられる程度。やがて大きな涸れ沢に到達するのでその右岸の急登を直登、崩落跡でもあるのでズルズルに滑ってここが一番苦しい。岩壁前石宮から40分で辛うじて尾根に這い登り、下山口看板を確認。下山20分と
書いてあるが天狗でもなければ全く不可能。一般向け道標に快足自慢は不適切。
ここが右下からの南東コースとの合流尾根。

尾根を左に50㍍で展望抜群の天狗前峰1.131M、目指す天狗は直ぐ前。


前峰からは鞍部に下って岩場を登る事になるが、補助のロープが両側に完璧に付けられているので難なく17分で天狗頂上の東端にある鳥居・石宮に着く。展望は西峰に遮られるので余り良くない。南と西の山々は霞みと逆光で良く見えないが東南の前橋・高崎市街地
が良く見渡せて別の楽しみでもある。人影も無く石宮の主も冬眠らしく姿を見せない。


帰りは思いのほか、落ち葉の滑りに苦労して駐車場所まで1時間20分。
狩猟者数人が犬が1頭行方不明だと大騒ぎ。

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