表登山口からの天狗山
ベルエアカントリーの真上にある天狗山には、平成15.16年と二回登っているが、何れも案内書に載っている榛名神社から鏡台山・天狗西嶺を経るコースであった。しかし、このコースは天狗裏参道と言われている。
では、表参道とは何処かと言うと中室田・大日陰からと分かった。此れと同じ事が榛名・相馬山にもあり、一般的なスルス峠とかヤセ尾根峠からのコースが裏登山口であり、表は黒岩からガラメキに行く林道の途中にある「黒髪神社表口」なる巨大石碑のある南からのコースである。最近、ベルエアの上を通っている「林道・南榛名線」の存在を知ったので、其方から登山道を探すことにした。
何時もの様に箕郷町を抜けて126号線に入り飛ばして行く。この道は別名「榛名・箕郷線」と言い唐松峠から榛名湖畔で33号にぶつかる。路線バスの終点・駒寄から2㌔弱で南榛名線と東榛名線の合わさる十字路を左折して南線に入る。林道に入って5㌔程、蛇行しながら進むと林道同士の小さな四つ角があり、その右角に「大世神山」と言う看板と消えかかった薄い字で「天狗山」と書かれた看板がある。
其処を右折して狭い林道に入る。曲らないで直進すると7㌔ぐらいで榛名神社の下に出る林道である。林道の先には驚いた事に数軒の集落があり、そこを通り抜けると道は狭くダートになるが直進する。ノロノロ走行15分で右への右折路があり、今度ははっきりとして「天狗山」への指示板がある。
車はこの辺りの路肩に置いて100㍍も歩くと、左側に登山口の表示があり、手製の杖が沢山置いてあった。登山路ははっきりしているが、余り人の歩いた形跡は無く落ち葉の堆積が厚くて地面がフアフアで踏ん張りが利かず極めて歩き難く、夏場の踏み固められた登山道が懐かしい。おまけに愛想も何も無い直登で廻りの展望も皆無である。三合目の目印まで15分、意外に楽かな?と思ったのが大間違いで途中で大きなピークを三つも越えなくてはならなかった。
歩き始めて50分、何やら看板が沢山出てきた。曰く「これより大世神霊宗神山につき、会員以外の立ち入りを禁ずる。会員外のものが入山する時は神務所で手続きのこと」とあったが今更どうしようもないと自分に言い聞かせて先に進む。ここから最後の前山ピークに差し掛かり前山頂上につくと一寸した広場風であり、360度の展望は思わず溜息が出るほど素晴らしい。この一瞬の為に登ってきた甲斐がある。
少し休憩、写真を撮った後、天狗に向かうが一旦下って鞍部に出るとその先100㍍はは凄まじい岩場であり張られているロープが老朽でボロボロである。せめて鎖でも付けろよ!とブツブツ独り言を言いながら、漸く這いあがると石洞や鳥居のある頂上の南端に出た。石洞にいつもとぐろを巻いていた青大将も既に冬眠に入ったか見当たらない。西嶺を見渡しても登山者の影は無く、今日もウィークデーの一人登山の様である。西嶺から鏡台山に行こうかとも思ったが登り返しの辛さは堪えるので、同じ道を落ち葉を踏みしめ下山した。今度はこの下にある音羽山と鐘撞山に行こうと思っている。
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ベルエアカントリーの真上にある天狗山には、平成15.16年と二回登っているが、何れも案内書に載っている榛名神社から鏡台山・天狗西嶺を経るコースであった。しかし、このコースは天狗裏参道と言われている。
では、表参道とは何処かと言うと中室田・大日陰からと分かった。此れと同じ事が榛名・相馬山にもあり、一般的なスルス峠とかヤセ尾根峠からのコースが裏登山口であり、表は黒岩からガラメキに行く林道の途中にある「黒髪神社表口」なる巨大石碑のある南からのコースである。最近、ベルエアの上を通っている「林道・南榛名線」の存在を知ったので、其方から登山道を探すことにした。
何時もの様に箕郷町を抜けて126号線に入り飛ばして行く。この道は別名「榛名・箕郷線」と言い唐松峠から榛名湖畔で33号にぶつかる。路線バスの終点・駒寄から2㌔弱で南榛名線と東榛名線の合わさる十字路を左折して南線に入る。林道に入って5㌔程、蛇行しながら進むと林道同士の小さな四つ角があり、その右角に「大世神山」と言う看板と消えかかった薄い字で「天狗山」と書かれた看板がある。
其処を右折して狭い林道に入る。曲らないで直進すると7㌔ぐらいで榛名神社の下に出る林道である。林道の先には驚いた事に数軒の集落があり、そこを通り抜けると道は狭くダートになるが直進する。ノロノロ走行15分で右への右折路があり、今度ははっきりとして「天狗山」への指示板がある。
車はこの辺りの路肩に置いて100㍍も歩くと、左側に登山口の表示があり、手製の杖が沢山置いてあった。登山路ははっきりしているが、余り人の歩いた形跡は無く落ち葉の堆積が厚くて地面がフアフアで踏ん張りが利かず極めて歩き難く、夏場の踏み固められた登山道が懐かしい。おまけに愛想も何も無い直登で廻りの展望も皆無である。三合目の目印まで15分、意外に楽かな?と思ったのが大間違いで途中で大きなピークを三つも越えなくてはならなかった。
歩き始めて50分、何やら看板が沢山出てきた。曰く「これより大世神霊宗神山につき、会員以外の立ち入りを禁ずる。会員外のものが入山する時は神務所で手続きのこと」とあったが今更どうしようもないと自分に言い聞かせて先に進む。ここから最後の前山ピークに差し掛かり前山頂上につくと一寸した広場風であり、360度の展望は思わず溜息が出るほど素晴らしい。この一瞬の為に登ってきた甲斐がある。
少し休憩、写真を撮った後、天狗に向かうが一旦下って鞍部に出るとその先100㍍はは凄まじい岩場であり張られているロープが老朽でボロボロである。せめて鎖でも付けろよ!とブツブツ独り言を言いながら、漸く這いあがると石洞や鳥居のある頂上の南端に出た。石洞にいつもとぐろを巻いていた青大将も既に冬眠に入ったか見当たらない。西嶺を見渡しても登山者の影は無く、今日もウィークデーの一人登山の様である。西嶺から鏡台山に行こうかとも思ったが登り返しの辛さは堪えるので、同じ道を落ち葉を踏みしめ下山した。今度はこの下にある音羽山と鐘撞山に行こうと思っている。
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