おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

高レベル放射性廃棄物最終処分場とは、その1

2020年08月24日 | Weblog

午前6時40分です。

気温はプラス14度で、ご当地はスカッと晴れのお天気です。

きょうは最高気温が28度になるそうだ。

なんとはなし、秋の気配がいたします。

さて、

きのう日中、当ブログで紹介した「change.org キャンペーン子ども達が遊べる自然を守りたい。寿都の核のゴミ受け入れに関する調査受入れを考え直してください」は、賛同者がまもなく2500人になります。

もっと多くの皆さんに賛同していただきたいのでよろしくお願いいたします。

そもそも「原子力発電」とはいかなるものか、数少ない読者の皆さんはご存じか?

以前、元京大原子炉実験所で助教として原子力の研究をしてきた小出裕章さんの講演を聞きました。

原子力発電がしていることは、危険な放射性物質を使って、ただ「お湯を沸かすこと」だそうです。

水を沸かし、この蒸気を使ってタービンという羽根車を回して、これにつながる発電機で電気を起こしているだけ。

「へぇ~」となりました。

つまり、水を沸かして蒸気を作る方法が、原子力なのか、石炭火力なのか、みたいな違いだけだという。

お湯を沸かすだけにしては、あまりに莫大な経費をかけているような気がします。

なにせ周辺自治体に「原発交付金」という迷惑料まで払うのですから、コストが安いはずがない。

莫大な費用を費やして、いったん事故を起こせば、人が住むことさえできなくなるのが原発です。

アメリカはとうに原発から手を引いております。

資本主義の国ですから、採算の合わないものからトットと手を引くのは当然です。

この原発から出た廃棄物、小出さんは「廃物」「死の灰」と呼んでますがこれを埋めるのが高レベル廃棄物処分場です。

しかもその捨て場がないから原発は「トイレのないマンション」と呼ばれる。

そのトイレに立候補しようというのが寿都町だ。

世界にはまだ一つもありませんが、硬い岩盤があるフィンランドのオンカロが世界で唯一、今年稼働しようとしています。

でもうまくいかなかったら取り出し可能だそうです。

活断層があって、地震の危険がある寿都町に誘致しようもんなら、ご当地を含めて周辺地域のイメージダウンは計り知れません。

そんなことで、26日までに上記のキャンペーンにぜひご協力をお願いいたします。

この項、続きます。

 


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