おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

米感染症研究所のファウチさんが「世界で最も影響力のある100人」のひとりに

2020年09月24日 | Weblog

午前6時です。

青空が広がってますが、あちこちに筋雲がある。

すっかり秋空で気温はプラス11度だ。

予報によると、今日はスカッと晴れのお天気、日中の最高気温は22度の予想だ。

ところで、

米誌タイムが選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に、ニッポン人は大阪なおみさんと伊藤詩織さんが選ばれた。

大阪さんは、全米オープンで警官らの暴力の犠牲になった黒人を悼み、名前を書いたマスクをして試合に臨んだことなどを称賛したのだという。

伊藤詩織さんは、ご存じ安倍べったり記者と言われた元TBS記者による性的暴行を告発し、日本人女性に大きな変化をもたらしたことが評価されたという。

しかしおぢ的にはなんといっても、コロナ対策で大きな役割を担ったアメリカ国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長だ。

トランプ大統領の発言を、同じ記者会見場でソッコー否定したりして、まことに痛快だった。

トランプさんが「コロナは山場を超えた」といえば、「これには同意しない。統計に示されている数字は望ましくない」と述べておる。

トランプ大統領が開催する集会についても「大勢の人が集まり、マスクを着用していない状況は、屋外の集会だからといって安全なわけではない」とバッサリ。

とうとうトランプさんは、ファウチ所長に比べ自らの人気が低調なことに触れ、「私は嫌われている」「性格のせいだろう」などと述べておるから笑っちゃうのだ。

だってさぁ、その前には「ファウチ所長は米国社会を誤って誘導してきた」と、自身のツイッター上で堂々と批判してたからねぇ~

相手が大統領であろうとも、医師として、科学者としての矜持を貫くファウチさんの姿勢はご立派だ。

とかく政府の言いなりじゃないかと疑われるニッポンの医者や科学者は詰めの垢でも煎じて飲むがいい。

大阪さんや伊藤さん以外のニッポン人は、気概とか、気骨とか、無くしたのかと情けない、今日この頃のおぢでござる。

そういえば、森友問題では文書改ざんなどで大活躍し、国税庁長官の就任会見もしなかった佐川宣寿さんという、コメントのしようもないトホホな財務官僚もいましたなぁ~

東大出のエリート官僚で、おかげさんで出世もしたけど、「ご立派な人生」と子々孫々に胸を張れるか?

人間、最後は「生き様」というのが問われると思うけど…