おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「僕は反対」核のごみで寿都の中学生

2020年09月10日 | Weblog

寝坊した午前7時半です。

昨夜から「ズンバ」エクササイズを復活、今朝は体のあちこちが痛いおぢです。

ただいま雨降りで気温はプラス20度。

きょうは雨のち曇りのお天気で最高気温は24度に止まる。

土日はグンと気温も下がってくるそうだ。

きょう、あすは秋雨ってことにでもなるんだろうか?

さて、

気になる寿都町です。

連日「住民説明会」が開かれております。

8日の説明会では中学生が「町長の説明では、どうしてもお金を貰える以外のメリットがわからなかったので、僕は反対」と述べたと地元HBCニュースが伝えておる。

さらに(“核のごみ”についての論争は、自分が将来、寿都町に住むかどうかに影響しそう?)との質問に「影響しそうです。核のごみにいいイメージがないので住み難いとおもう」と話したそうだ。

おぢだって“核のごみ”と暮らすなんて、想像するだけで気持ちが悪い。

ましてやこれから町を担うであろう若い人はいい気分になるはずがない。

町長は「学校を通じてそういうこと(話し合い)を企画したい」としたそうだ。

町長は若者たちも説得できるとでも考えておるんだろか?

説明会は昨日も開かれており、「住民投票をするべきではないか」と町民から意見が出たそうだ。

これについて町側は実施の是非について回答を控えたそうだ。

また、きのうは隣接する3町村の議長が応募について再考するよう求める要望書を提出しておる。

要望書では、近くの「黒松内低地帯」という活断層の存在を考慮するよう求めたそうだ。

この活断層、1792年に津波を起こした「積丹沖地震」との関係が疑われており、今後マグニチュード7・3の大地震を起こす可能性もある活断層だそうな。

核廃棄物の地層処分の国際的な原則は「水と接触させないこと」だという。

そもそも海に近くて、活断層もそばにある寿都が、核のごみの地層処分に向いているとはシロウトのおぢでも思えない。

1993年に起きた北海道南西沖地震では、寿都町を津波が襲っておる。

このとき寿都町は震度5を記録した。

どう考えても核のごみ処理に向いてるとは思えない。

国は2007年、四国の東洋町で誘致に失敗した。

「次こそは!」と考えておる国をだまして、カネだけ貰って逃げることなんぞ、できるわけがないのだと申しておきましょう。