おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「コロナ後は分散の時代」と五木寛之さん

2020年09月27日 | Weblog

午前6時40分の気温はプラス10度で曇り空。

今日は曇りのお天気で、最高気温18度の予想だ。

秋がいっそう深まったニセコです。

「東洋経済」電子版に、興味深い記事が載っておりました。

作家五木寛之さんが「コロナ後は三散の時代がやってくる」というのです。

「三散」って何? ってことですけど、ひとつは「一極集中からの分散」だそうな。

これは何となく想像できる。

リモートワークなどがコロナ化をきっかけに普及したわけで、別に都会にいなくても仕事ができる時代になってきた。

もうひとつは「拡散」で情報の拡散スピードがより速くなっていくとした。

フェイクニュースが一気に拡散するように、拡散の仕方が非常に操作的でしかも早くなった。

確かにそんな気もいたします。

3つ目が「逃散(ちょうさん)」だそうな。

これは歴史的な用語で、農民の抵抗の仕方のひとつ。

住んでる土地から逃げ出すことだそうな。

「ポストコロナになると、追い出す圧力も高まるし、逃げ出したいと思う人々も増えていく」とか。

なので「移民・難民問題は、逃散と同時に、分散・拡散しながら、これまで以上に地球全体に広がっていくように思います」と五木さんは言う。

いずれも、なんとはなし、ふむふむいたしました。

夜型生活で知られた五木さんは、いまや完全に朝型の生活だそうな。

88歳の五木さん「今は、朝7時半か8時には必ず目が覚める。それで起きて朝食をとり、近くの公園をブラブラ歩く。帰ってきて風呂に入り、本読んだり仕事をしたりという生活です」という。

コロナで生活まで激変したわけだ。

以前から言われておりましたが、ペスト後にルネサンスが勃興したように、コロナ後も世界が激変するという。

五木さんは最後に「コロナの後遺症は、50年、100年という単位で続いていくと思います」と締めくくった。

すごい時代に生きてるものだと、五木さんの言葉に、しみじみした今朝のニセコのおぢでござる。

それにしても朝からいきなり「竹内結子さん自殺のニュース」に驚いた。

三浦春馬さんに始まる連鎖でないといいのですが…