おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

寿都が交付金頼みの「道楽息子」になって、町はホントに豊かですか???

2020年09月08日 | Weblog

午前7時になります。

お天気は晴れ、気温はただいま21度です。

きのうは日中30度と暑かった。

きょうはさらに高い気温という、間違いなしの残暑です。

9月というのにクラっといたします。

さて、

ご近所の寿都町長が「核のごみ処分場」の文献調査に手をあげようとしている問題です。

ご当地を含む「後志(しりべし)管内」の問題でもあるし、北海道全体の問題でもある。

きのう、第1回の住民説明会が行われた。

日経新聞電子版は、「町民に同意を得る狙いだったが、第1回の説明会は不発に終わった」、と伝えた。

毎日新聞電子版は、片岡町長は「地区外の町民が反対の立場で専門的な話を始めたところ、地区の人から『これ以上やっても意味がない』と声が上がり、中断した。不信感を多くの人が持っていると感じた」と述べた

説明会のあと、地元漁師は「配布資料にはいいことしか書いておらず、納得できる説明はなかった」とした。

他の地域から参加した町内の女性は「1回では理解できないと思い参加したが、途中から質問も受け付けられなくなった。到底民主主義と言えない」と話したそうだ。

町長も「想定外の展開。今日の雰囲気をみても、急いでいい話ではない」と述べた。

NHKニュースは、

「住民説明会は、今月15日にかけて町内の残る6か所でも開かれる予定ですが、初回の説明会が円滑に進まなかったことは『核のごみ』をめぐる議論の難しさを改めて浮き彫りにした形になりました」とした。

また、「説明会に出席した磯谷地区で漁業を営む吉崎博さん(62)は、『有意義な話はなかった。説明では何を言っているのかさっぱり分からなかった』」などと伝えておる。

小さな町や村は、どこも財政は厳しい。

どこも財政が厳しいゆえ、町長を筆頭に役場の皆さんは日夜、奮闘努力しておる。

交付金を貰うためだけに「核のごみ処分地」に手を上げるとすれば、「町長としての努力を放棄する」ってことにもなる。

誘致となれば、風評被害で、水産業も、水産加工業も、さびれていくのは間違いない。

原発を誘致した泊村は東京と並んで「ふるさと納税がゼロ」だった。

去年はようやく50万円だ。

努力なんぞしなくても、湯水のようにカネが入ってくる「道楽息子」も同然だからだ。

寿都町が、交付金漬けの道楽息子になって、町民は真の豊かさを実感できるかね?

努力しないでカネが湯水のように入る町は、ホントに豊かですか?

町に提出した反対署名者の名簿を基に、上司が部下を恫喝することも職場で散見されるという。

すでに町は荒廃し始めておる。

片岡町長には「君子豹変」していただくのが賢明な判断なのだと申しておきましょう。