更新が遅れました。
スカッと晴れて、どこにも雲の見えない、いわゆるピーカンの金曜日でござる。
写真のようにデッキにタープを広げました。
狭い我が家もこうしてタープを立てると、夏は1部屋増える感じ。
穏やかな日は、ここでお茶やコーヒーをいただくのが楽しみでござる。
大好きなザ・ピーナッツやニールセダカにポールアンカなんぞを聴きながら、うだうだ過ごす時間がいいのです。
リゾート地に住んでいうのもなんですが、すっかり「リゾート気分」に浸れるのです。
デッキのタープは、北海道の短い夏を楽しむ知恵でもございます。
さて、
文科省関係者による「獣医学部新設に係る内閣府の伝達事項」と題された文書ですわ。
先月17日に明らかになった文書の内容は、
「平成30年4月開学を大前提に、逆算して最短のスケジュールを作成し、共有いただきたい」
「これは官邸の最高レベルが言っていること」
…などと書かれておったです。
菅官房長官はこれを怪文書扱いしております。
曰く「どういう文書か? 作成日時だとか、作成部局だとか明確になってないんじゃないか。通常、役所の文書はそういう文書じゃないと思う」
これについて池上彰さんは「本来、このような重大な事実を推測させる文書の存在が報道されたら、『重大な問題を提起している。早速事実関係を調べてみたい』と答えるべきなのではないでしょうか」と述べておる。
翌18日、朝日新聞は作成日時と「対応者」の4人の実名が書かれていると報じましたです。
これに松野博一文科相は「存在は確認できなかった」としておる。
「なかった」のではなく、「確認できなかった」と言っておって、ウソはついてないけど誤魔化した。
その後国会では、野党がこの文書に書かれておる名前について文科省に質した。
これに対する答弁はというと「書かれている人と同姓同名の人はいます」だ。
怪文書だと菅官房長官が言う文書には、文科省の官僚10人と同姓同名の人の名前が書かれておるのです。
くどいようですが、それなら「さっそく事実関係を調べてみます」と答えるのが、国民に対する誠意ってもんだ。
ありていに言えば、「木で鼻をくくったような答弁」ですわ。
だから加計学園問題についてのJNNの世論調査でも「政府側の説明に納得できる16%」で「納得できないは72%」なのだ。
今週号の週刊文春によれば、文科省の現役幹部は次のように話しているそうだ。
「前川さんが実名告発したことは、多くの職員が『よく言ってくれた』と受け止めています。一連の“総理のご意向”文書は誰が見ても本物」
「ところが、文科省は存在するはずの文書を確認できないと結論づけました。官邸の顔色を気にしたからにほかなりません」
「文科省も最後は“総理のご意向”を掲げる内閣府には抗し切れなかった。前川さんが言うように、本来公平公正であるべき行政が歪められたのです」
前川さんは「あるものをないとはいえない」とまことにごもっともなことを申しておりました。
公務員は法に沿って、国民のために働くという、ごく当たり前のことを言っておるに過ぎません。
「公平、公正であるべき行政を曲げるべきではなく、それをさせてしまった責任は私にある」とまで言い切った前川さんは、どっからどうみてもご立派な人物でござる。
安倍首相について文春はこう書いておる。
「最近もベテラン記者から『森友や加計に関する答弁が上から目線すぎる』と突っ込まれ、首相は『分かっているんですけどね。支持率は下がっていませんから』と笑いながら応じていました」(政治部デスク)
…だそうだ。
国民を舐めくさっておる!!
しかし文春のアンケート調査では、安倍内閣への支持率は22%で不支持は78%だそうだ。
詳しくは週刊文春6月15日号をお読みくださいな。
北海道は残念ながら、あす発売で、おぢは電子版で読みました!!