午前6時の気温はプラス14度。
わずかに霧がかかっておりまする。
写真は中山峠から見た羊蹄山でござる。
きょうは日中の最高気温が23度の予想で終日曇り空。
降水確率10%だそうな。
そんなことで、おぢはきょうから薪割り作業に突入する覚悟でござる。
ちょっと大げさですけど、覚悟でもしないと腰の重いじーさん、なかなか着手できないわけなのです。
考えてみれば、そもそもがひ弱なお子ちゃまでしたもんねぇ~
ムリせず、うだうだ、テキト~に作業することにいたします。
さて、
きのうは小林真央さんが34歳の若さで亡くなって、TVもラジオもこれ一色。
前文科省事務次官の前川喜平さんの外国人記者クラブでの記者会見、吹っ飛ばされました。
若くて美人さんで、梨園の妻で、子どもも生まれて幸せの絶頂でしたしねぇ、、、
なのに突然乳がんの末期ですから耳目を集めた。
闘病生活の模様が、きのうもあちこちで放送されましたが、いかにも線の細い印象で、見ていておぢは辛くなりましたわ。
というのも、過日の放送で、悪性リンパ腫だった女優さんが、寛解して元気にご出演しておったのを拝見したため。
この女優さんの場合、病気発見の経緯が興味深かったのと、その後のガンバリがたいした印象的だったのでした。
発見の経緯は、首の横のリンパに出来たゴルフボール大の腫れ。
知人がこれを見て、すぐさま病院に行くように勧めたのです。
ラッキーだったのは、この知人が同じ様に首の横が腫れた人が悪性リンパ腫だったことを知っておったため。
だから早期発見につながった。
次はこの女優さんの懸命の努力でした。
ガンになるとたんぱく質が不足すると知り、食欲がなくても、吐き気があっても、とにもかくにも食べ続けたというのです。
抗がん剤の影響で、フツーは食べられるような状態ではないそうだ。
ところが、この女優さんはかつ丼をいきなり平らげて看護師も医者も驚いたという。
相当な頑張り屋さんですわ。
このガンバリで体力を確保し、ついに寛解にまでこぎつけたというのです。
なにがなんでも「生きよう」という力強さを感じますわ。
一方、テレビで見る限り、線の細い小林真央さんにはこうした力強さやしぶとさがなかったような…
いまとなっては、真央さんのご冥福を祈るばかりですが、そこらあたりがなんとも残念でござる。
実はつい先日、おぢの中学時代の旧友、泉徹君もガンで亡くなって意気消沈しておる。
肝臓ガンでした。
B型肝炎で、肝炎から肝臓ガンに進行したと聞いております。
おぢ世代は、予防注射やツベルクリン反応など、注射器などを使いまわしていた時代だ。
これで多くの人がB型肝炎に感染しておる。
また、出産の際に母親から感染した時代でもありました。
いまはちゃんと処置するそうで、出産時、母親がB型肝炎でも母子感染しないのだそうな。
実はおぢも発症しておりませんがB型肝炎のキャリアですわ。
「無症候性キャリア」もしくは「B型肝炎ウイルス持続感染者」ともいうそうです。
おぢの体にはB型肝炎のウイルスが住みついておりますが、いわば共存状態。
何ごともなければ、肝炎の発症も、ガン化することもないそうです。
それでも50代になって、γGTPの値が200を超えた時期があった。
原因は酒の飲みすぎ!!
このとき「胆のうが肥厚」しておると専門医に言われ、その際にB型肝炎のキャリアと判ったのでした。
で、そこからきちんと薬を飲み続け、医者の指示に従って酒の量を減らし、週休2日で休肝日を設けた。
そしてちょうど丸1年でめでたく完治。
いまは年に2~3回行なっておる血液検査でも、肝臓に何の異常もございません。
ところがキャリアから、突如発症して肝炎に進むケースも多い。
旧友もそうだったのでしょう。
でも肝炎の段階でしっかり治療しておれば、ガンになる可能性はなかったはずだ。
いずれにせよ、健康は自己管理です。
以前も書きましたが、30代、40代で酒を呑んでは、酔ってあっちの数値が高いとかこっちが高いとか「病気自慢」しておる方がいる。
肝臓病も、糖尿病も、とりあえず痛くもかゆくもないからねぇ、、、
だけどそれは、50~60代になるとちゃんと病気として発症する。
場合によっては、その時点で「手遅れ」ってこともある。
自分の体はしっかり自分で管理するしか方法がありません。
「自分の命は自分で守る」と心に刻んで、血液検査など健康診断をしっかりしましょうね!!
結果が100点満点でも、そのうち死んじゃうのが人間ですが、あっちもこっちも数値が高いと、そう遠くない時期に致命的な病気になる可能性大と申しておきましょう。