おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

きょうは今年一番の温かさだそうな

2011年04月27日 | Weblog

午前8時の気温はプラスの6度で温かじゃ。風もなく穏やかでござる。雪もどんどん融けておる。日中は、プラス15度まで気温が上がるそうで、ニセコは本格的な春の訪れなのでござります。

写真は、登別の温泉でハニーさんが用意してくれたケーキなのじゃ。ロウソク6本が、なんとも悲しいです。60歳の衝撃から、まだ立ち直っておらんおぢでござります。悲しい…

さて、きのうは登別からの帰り、ラジオを聴いておりました。国会中継でござる。民主、自民の被災地出身議員が、質問に立っておったけど、内閣の答弁、どれもこれも、箸にも棒にもかかりませなんだ。

被災者の皆さん、どう聞いたんだろ。なんとも頼りない内閣なのでござります。仮設住宅は、被災から1ヶ月が過ぎたというのに、まだ1000戸に満たないそうな。

阪神大震災とは比較にならない遅さでござる。「お盆までには6万戸」とか申しておったけど、あんまりにも遅すぎますです。なにしてんだか!! 

ところで、今回の福島原発事故の当事者である東京電力じゃ。従業員の給与削減でお茶を濁して、企業の存続を狙っておるという。しかも電気料金の値上げだそうだ。冗談ではござりませぬ。

世界中に放射性物質をばら撒いた、このずさんな企業が、存続すること事態、許せんね。大体、ニッポンの電気料金は、他国の3倍という高額料金だそうな。市場原理が働かない、独占企業ゆえでござる。

週刊文春によると、ある企業経営者が、東電幹部に問いただしたそうな。「なぜ電気料金が下げられないのか?」。と件の東電幹部は「下げてもいいけど停電しますよ」とのたまったそうな。

「努力もせずに、よく客に向かって不良品になりますと言えるよな」と、あ然としたそうな。どもならん。ここは東電、潰すしかないと思うけど、誰も言い出しませぬ。TVも新聞もそんなこと言おうもんなら、広告費に響くというわけ。

それでいいのかねぇ、未曾有の大事故を起こした企業が、生き残るってどうよ? 世界中に放射性物質ばら撒いたんだぜ!! しかもニッポンの被災者の中には、今後ガンで死亡する人が、じゃんじゃんでる可能性もある。

東北電力、中部電力に東電のあれこれ全てを売却し、企業を潰す選択肢は当然あってしかるべきだ。だけども、これを政府が言い出さんって言うのもなんだかおかしな話ではありまする。「東電を潰します」とでも言えば、「官」総理の支持率も上がるやもしれませぬ。東電が今後も存続するなど、世界の常識からして、おかしなことだと思うけど、どうよ?