おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

原発安定へ6~9ヶ月って、ホンマかいな???

2011年04月20日 | Weblog

午前7時の気温は、プラスの2度。曇り空の朝でござります。風邪気味でしたおぢとハニーさん、きょうは体調良好!! 目覚めもスッキリでござります。きのうは、市民生協で、消費期限切れ寸前のしゃぶしゃぶ用のお肉を半額でゲット。おかげさんで、久々にホントのしゃぶしゃぶをいただいたのでござる。しゃぶしゃぶといえば、ずーっとブタかラムだったもんねぇ。

さらには、就寝前にニンニクをごっちゃりいただいたわけで、体調良好、目覚めスッキリは、ここらあたりが原因でござろうか。札幌では、季節はずれのインフルエンザが流行っておるそうで、こちらに飛び火しないかと、心配なことはござりますが、ニンニクまるごと1分30秒、チンして醤油にバター、一味か七味でいただくと、風邪程度は軽く吹っ飛びますです。

さて、ここんとこのおぢ、きょうは放射性物質、どっちに飛んでんだろと、先にご紹介したこのHPを、毎朝チェックするのが日課でござる。あなたの地方は、今朝どうよ?

朝日新聞によると、呆れた出来事が、茨城県つくば市でありましたとさ。一部の職員が、原発の事故後に福島県などから避難してきた転入者の一部に、「放射線検査を受けた証明書の提示」を求めていたことがわかったそうな。酷いねぇ。

市では、そうした定めは設けていなかったそうで、職員の勘違いだったという。しかし、職員、勘違いするか? 放射線検査の証明書が「移住の条件」だと思うのが、そもそも変。もし、おぢが上司から、「証明書の提示が移住の条件だ」と言われたら、「それ、おかしくないですか?」とまずは聞く。

で、もし、それが移住の条件というなら、おぢなら「そんなことしたら、大騒ぎになりますよ」と言うけどなぁ。この職員、かなり頭が悪いか、単なるイエスマンか、差別主義者か、いずれかでござろう。ぞーっとするほど民度が低い。

ヨーロッパなどでも、電車で隣り合わせた人が、ニッポン人と分かると席を離れたりしておるとか。ここらあたりは、外務省なんかの広報が足りないせいもあるだろうけど、つくば市の職員の場合、まさに噴飯もの。あまりに情けない。

そんな事態まで招いておる福島原発事故、日曜日に東電は、工程表を発表しておる。6~9ヶ月で、安定した状態にするという。おぢが驚いたのは、その前に、いまも東電主導で作業が行われておるという事実。未曾有の国難というのに、国が前面に出ていないって、どうなのよ? 

しかも、原発推進は、国策でござる。こと、ここに至っては、国がケツ拭くのが正しいと思うけど、東電に任せておいていいのか。どうなのよ?

それにしてもですが、6~9ヶ月で安定することなど、できるんだろか。週刊文春によれば、現場の所長と本社の対立、抜き刺しならないところまで来ておるという。本社と現場間で行われるTV会議は、たいそう陰険なことになっておるそうな。

「あれしろ! これしろ!」と現場にも来ないで指示しておる連中に、頭に来ておるでござろう。聞けば居住環境、まことに劣悪じゃ。もっとも大事な食事が、レトルトだとかカップ麺だとか、それって、めちゃくちゃじゃん。

それって、国難を救うヒーローの食いもんかい? 酷くないかい。考えてみれば、第2次大戦でのニッポン兵の死者は、230万人といわれておるけれど、そのうちの半分以上は、餓死といわれておる。そう、食い物がなくて、飢えて死んでおるのじゃ。

旧日本軍では、兵站(戦闘部隊の後方で、人員・兵器・食糧などの輸送や補給をする)が、軽視されておったという。米軍が、どんな激しい戦闘地域にも、温かい食事を届けたのとは対照的なのじゃ。

ちゃんとしたご飯食べさせないで、いい仕事させようってのは、なんかおかしい。少なくとも手づくりの食事を、自衛隊の部隊かなんかが担当して、現場の皆さんに毎日届けるべきではなかろうか。ご飯食べさせないで、「ガンバレ」は、大量の餓死者を出した旧日本軍と変わらんではないのか。酷いと思うけど、どうよ? タコスケ「官」総理!!!