おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ようやく菅おろしの動きとか

2011年04月15日 | Weblog

ニッポン国は、いま国難を迎えておる。大震災で、東北は壊滅状態、原発は現場の作業員の方々の必死の努力はあるものの、炉心が地下まで融けるまさにメルトダウン寸前でござる。ようはこの国は瀕死の状態なのでござる。

なのに、アンポンタンにもほどがある「官」総理が、誰も望んでいないのに、総理の座に居座っておる。なんともはや。最悪の事態に最悪の総理でござる。なにせ会議ばかりだという。で、その会議がごっちゃりあって、毎日、毎日、踊っておるそうな。「♪バッカじゃなかろかサンバ」でござる。

阪神大震災の際に、自衛隊出動を巡って、どもこもならんと言われたあの村山内閣だけど、災害担当大臣として新たに任命した小里貞利さんにこうのたまったそうな。「責任は自分が取るからどんどん動いてくれ」。これで、小里さんは、神戸に本部を置いて、陣頭指揮を執り、官僚を自由に使って、決済も現地で行ったそうな。

ある意味、災害時のあるべき姿なのでござりましょう。翻って、「官」総理は、東電に怒鳴り込んだり、官邸ではわめき散らすはで、指導者としての能力は丸きりないことになっておるそうな。でもって、官邸内からも「使用済み菅燃料」などと呼ばれておるそうな。末期でござる。

未曾有の大震災ゆえ、ここは自民党との大連立で、スムーズにことを進めることも必要だけれど、「官」がいては、どもこもならんということ。で、いよいよ「官」おろしでござる。

そこができないと、大連立などという話にはなりませぬ。仮に大連立となると、これまたあれこれ問題が出まする。時事通信の田崎史郎さんがこう言っておる。「まずは期間を1年以下に限定する。次に何をするのではなく、何をしないかを決める。憲法改正などしないことを決めるというネガティブリストの作成」だそうだ。

なるほどでござる。大連立して、何でもかんでも大暴走されては困りまする。ここは、「してはいけないことリスト」をしっかり作って、大連立ならよろしいかも。なにせ瀕死の国に、史上最低の総理だもんなぁ。こうなると、あれだけタコで、どもこもならんと思っておった自民党政権が、なんだか立派に見えてくるから困ったもんだ。

写真は、ハニーさんが昨日買い求めてきたお酒でござる。結婚以来、おぢのための日本酒を買ってきたのは初めてのことでござる。聞けばこのお酒、福島県のお酒だそうだ。焼酎でもいいけれど、ここはやっぱ福島県産のお酒でござろう。今夜は被災地に思いをよせながら、心してお酒をいただくことに致しまする。