どよんとした曇り空の朝でござります。午前7時の気温はプラスの4度、風もなく穏やかでござる。予報によると、きょうも温かなのだそうだ。きのうは、終日温かく、ストーブを点けない夜でござった。この春初めて、ストーブのない夜を過ごしたのでござる。日中もご当地の最高気温は、10度を超えておった。北国もようやく本格的な春なのでござります。
写真は、おぢがいま一番メンコにしておる三毛猫じゃ。残念ながらメスですけど。ここんとこ急になついて、ホンにメンコイのじゃ。人でもニャンコでも、なついてくるのはメンコイことになっておる。おぢは人になついたこと、ないもんなぁ…
さて、迷走しておる福島原発じゃ。上杉隆さんが指摘しておった通り、汚染水の放出には、地元漁協関係者はもとより、海外からも大批判でござる。そりゃそうだ。なにせ世界は海でつながっておる。単に汚染水を「水に流す」わけではござりませぬ。諸外国をも汚染するのでござる。ニッポン政府、まことに判断が甘い。
そのニッポン政府は、期待を散々裏切って、どもこもならんところに来ておる民主党政権だも。はなから能力がないのじゃ。だから連立してはどうかとも思うけど、これまたサラリーマンのような風体の自民党総裁は、これを拒否だそうだ。自民党から、「あれを呑め、これを呑んだら、連立してやる」くらいの提案があってもよさそなもんだけど、そんなこともない。戦後ニッポンはじまって以来の大危機というのに、何してんだか。サル山のボス争いしておる場合ではござりませんです、ニッポン国は!!
ところで、その原発だけど、いよいよ深刻な事態じゃ。これまでは、水素爆発といっても、建屋が吹っ飛んだけだけど、いまは3号機の格納容器が、とうとう危ないことになっておる。燃料棒が、メルトダウンとなれば、それこそ一大事でござる。いよいよニッポンはあかん!! ことになる。
いまは一体全体、だれが原発復旧の主導権を握っておるのか? まさか、まだ東電ではなかろうと思うけど、どうなんてんだ。ここはもう、政府でもアメリカ軍でも、フランス政府でもいいから、事態を解決するノウハウを持ったことろが、すみやかに収拾しないと、ニッポン国は、放射線まみれになるのじゃ。
いまさら国のメンツでもなかろう。政治が3流ってことは、世界中がお見通しじゃ。加えて今回の事故、完全お役所体質の東電と、まさにお役所の保安院が引き起こした「人災」じゃ。そもそも想定外の事故で、何の対応もできないのであれば、アメリカ軍にお願いしてはどうなのよ? 放射線対策も原発も、あちらが本家本元じゃ。
なにせ、ヒロシマ、ナガサキで放射線のノウハウはしっかり持っておるし、散々続けた原爆実験で、あれやこれや詳しいことになっておる。ここはもう、ニッポン政府は「バンザイ」して、アメリカにお任せしてはいかがなの? これ以上の被害は、誰も望んでないけれど、さらに悲惨な事態に陥る危険、いまは大だと思うけど…