おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

教師と地雷除去

2005年10月30日 | Weblog
               (初冠雪したニセコアンヌプリ)


土曜の午後からニセコへ。
どうせ日曜の午後には札幌へ戻るのだが、こちらに来ないと、どうにも落ち着かない。
改めて、ここが終の棲家と思った次第。

日曜日、ニセコアンヌプリの山頂付近が雪に覆われた。
初冠雪だ、いよいよ待ちかねた季節が目前に迫っておる。
ちょっとワクワクじゃ。
それでも朝の気温は、プラスの2~3度とまだまだ暖かい。
残念っ!!

午前中、うだうだゴロゴロ過ごして、午後は札幌へ。
いつものようにババのご機嫌伺い。
とても機嫌が良く、痛みも吐き気もない様子、持参したゴマ団子を美味そうに食べた。

喋ることはというと、前にも増して訳わからんようになってきた。
それでもご機嫌良いのが、親不孝息子には、なにより。
このまま痛みや吐き気をコントロールしていただき、夢うつつで逝かせてやりたい。

ジムに行く前、いただいたカボチャを届けに旧友I宅へ。
Iは、例によって、馬券片手にTV見ながらゴロゴロしておった。
つい半月前まで、教職へ意欲を見せておったIだが、きょうは一転、辞めると言い出した。
まぁ、金に不自由はなさそうだし、年金受け取る65歳まで、うだうだ遊ぶのも人生。

なにせ、働くといっても、まったく潰しがきかんのが教師。
何するのか、したいのか、聞いたところ「これまでの愚行を反省し、ボランティアでもして社会のお役に立ちたい」とか。
至極真っ当なことを言っておった。
驚くじゃぁないの、あんまりまともでさぁ、、、

さらに問いただすと、
「世界平和に貢献するため、カンボジアで地雷除去作業でもしようかと思って…」
いきなりカンボジアかい!!
「その前に1年ぐらい、シルクロードにも行きたいし、オーロラも見てみたいし、アンデスのマチュピチも見ておきたい」とか。

ススキノで遊ぶわけでもない、せいぜい近所の焼き鳥屋で慎ましく飲むだけゆえ、金もたいして使わんだろう。
人生を深く反省し、「地雷除去で平和に貢献」ってのもいいかもね。