おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

カメの季節

2005年10月17日 | Weblog


「夏は雑草との闘い、冬は雪との闘い」と言ったのは、ご近所のSぢぃさん80歳。
それに加えて、「春と秋はカメムシとの闘い」がある。
トホホなシーズンが、また来ちゃったぜぃ。

毎年10月のいまごろ、西日がポカポカ当たる窓辺には、カメムシ様がごっちゃりやって来る。
その数、数百匹からそれ以上。
それがどっからともなく、うじゃうじゃ家に入り込む。
で、ブンブン飛び回る。
建物にコーキングするなどあれこれ試してみたが、どもこもならん。

金曜の夜、疲れきって、たどり着けば、床一面びっしりカメなのじゃ。
ストーブ炊けば、それが元気になって飛ぶわけさ。
これ、掃除機などで吸ってはいけません。
臭くて、臭くて、しばらく掃除機は使い物になりませんのよ。

で、ほうきとちり取りの出番。
ガサゴソかき集めて、ストーブで燃やすのだ。
なにせ、家のあちこちで越冬して、春にはまたお出ましになる。

いろいろ調べたが、ど~にもならん。
真冬になって、部屋が暖まると、少しづづとはいえ、またもやお出ましになる。

春は春で、また出てくる。
これも燃やしちゃう。
秋には家族を連れて帰ってくると言うんだもんね。
家族連れは困るのよ。

そこで、この地に家を建てる皆さまにアドバイス。
(1)日当たりのよい西日の入る窓はシッカリしたサッシがよろしい。
(2)できるなら、林に囲まれた家が良い。
(3)つまり、周囲の林は切らないのが正解。
といったところでしょうかねぇ。

おぢの小屋の前にも、かつては国鉄の防風林が生い茂っておったそうで、その頃はカメの来襲はなかったと聞いた。
いまでは、あいつら、ここを我が家と思っておる。
家賃も払わずにだ、こんにゃろぉ!!

カメはカメでもわがカメは(カメの後ろに頭がつくの)、このところさっぱりお出ましにならん。
「こらぁ、なんとかせんかい!!」と両足の付け根あたりに怒鳴ってみても、返事はない。
あっちのカメとこっちのカメに悩まされる今日この頃じゃ。
もっともあっちのカメはストーブ炊けば、元気になるけど、こっちは寝たきり老人。
返せ!!青春、ムダ打ちした報いかなぁ~

フーゾクの逆襲!?