年末の大掃除に由来があるだろうかと、この時期に、とくにするのは、すす払いとのかかわりかと気づく。検索すると、すぐにも、煤払いが、12月13日に行われるのは、正月の事始めとして、正月準備であったことによるという解説が出てくる。そもそも論議で、煤払いは、年神さま、歳徳神を迎える、祭るためのものであった、その宗教的な行事とする。 . . . 本文を読む
老人性痴ほう症は何によるものか。老人ボケと言っていたが、認知という症状で説明するようになった。軽度認知障害、MCI の定義によれば、記憶、決定、理由づけ、実行などのうち、1つの機能に問題が生じてはいても、日常生活には支障がない状態のこと、という。この症状は数年前から、アルツハイマー型、血管型、レビー小体型などの認知症としてとらえられる。462万人、平成24年厚生労働省報告、高齢者の約5人に1人は認知症との統計値に、2025年には、なんと700万人に達するとも予測されているそうだ。経度認知症のサインは、同じことを何度も聞く、物をよく探す、趣味に対して熱意が低下、人の名前が覚えられない、などなど、チェック項目がある。それに当てはまるのが数年前からあるとなると、それは気づきにくいことかもしれない。症状そのものが顕著であるから、自分で気付くことかと思うけれど、そうでもないところが、周囲による注意喚起なのだろう。
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日本の官公庁では、行政機関の休日に関する法律、昭和63年12月13日法律第91号により、12月29日から1月3日までを休日、というふうに決められているようである。平成年間に入って、ずっとそうだった、というわけである。リタイアにも仕事納めがあるかどうか、年末のこの日まで授業があって、パートタイムの年内、そして年明けは金曜日が授業日なので、5日から始まる。 . . . 本文を読む
BS放送、楊貴妃を見ていて、化外の身という語を解説していた。タイトルは、中国悪女の真実、楊貴妃傾国伝説というもの、2月の再放送で3悪汝をシリーズでとりあげて、現在の地を訪ねている。再放送をそのたび見て安禄山の乱を解説する。胡人がでてくるので、それを化外と表現する漢籍を、中国の研究者が、化について述べた。化の字には儒教の教えによるところにものという意味内容があって、化外というのは、その教えを持たないものということであるとしていた。教化、文化の語を連想して、むべなるかなと思った。化身は仏教の語に訳されて、仏のなり代わりであったが、教化も同様に仏教に取り込まれてしまっているが、その教えが中国においては儒教である。 . . . 本文を読む
むかし、文化という語を調べて、文化の行動とでもいうべきものを連想した。個人のもの、大衆のもの、そしてリーダーのものである。時代が上がって、さかのぼれば語源を、文治教化に求めることができる、その文が言葉であり、化が儒教の教えであるとした。下がって近代国家の黎明に、文明化、文明開化の造語由来を知ると、それが文かと、文明の概念として形成されていくのがわかった。そして現代に近く、カルチャーによる生涯教育である、カルチャーセンタの流行である。そのカルチャーにはメインとサブのカルチャーが説明されて、サブカルチャーなる反文明への動向が、日本では、おたく文化と捉えられて、クール文化を売り出す、コミック、アニメ、コスプレというふうに様相を帯びる。 . . . 本文を読む
2018新年合併号がISSUES 2018として、カバーには、2018年の世界を読み解く 2年目のトランプ時代、各国・各地域はこう動く と謳う。ニューズウイークの定期購読を3年、翻訳による日本版が読みやすくなった。紙媒体と電子情報と、とにかくに、読者が好むのは、個人敵感想に、扱いやすい判型と紙質にあるらしい、3年150冊はかなりの重量である。 . . . 本文を読む
フェイクニュースの時代に、ニュースを何からとるか。ユーチューブに出る映像タイトルはフェイクが入り混じる。ランダムに一覧を見せるので、それだけで見やってしまうことが多い。その見出しの何かが時代を表すのだろうと、ゴシップ情報と似たような印象である。そのなかで、朝の早い期間の再放送は、月曜日にあったものを、火曜日の朝に聞くことになる、TheVoice、月曜日のコメンテータのものである。時間でおよそ45分間、退屈しないでもないが、ニュースの関心事をひとわたり話している。アメリカとパレスチナとイスラエルの争いになるか、それは選挙目当てのトランプの読みだというようなことを言っていたが、国連総会で日本票はヨーロッパに与して、反対票であったことを、驚いていた。その背景にアメリカの動向を読むものだろう。中日新聞を読み、30年緒読者であったものを、いまの新聞論調には、見出しだけでセンセーショナルな扱いに、それを正直に、あきてしまっているから、地方新聞の良さを、東京新聞のようになってしまっては、系列だから仕方がないかと思う次第である。 . . . 本文を読む
新左翼のスタイルと言えば、ヘルメットに大書した略号にタオルで耳から顎までを覆ったシュプレヒコールに、黒メガネとなるが、そのままにクリスマス粉砕を叫ぶ、そのホームページがあるので、サイトをのぞいてみたら、デモの注意事項が並んでいて、その様子は、考えさせられてしまったので、引用する。 . . . 本文を読む