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Move more, sit less(もっと動いて、座り時間は短く)

2021-06-13 | 新語・社会現象語

日々の歩数には歩数計とにらめっこの毎日、日経の歩数番でポイントが付くがが、月に400ポイントでの昇格が難しいと、かなり本気モード、月末がたいてい390ポイント台で終わって現状維持となるのは、日に13ポイント以上の獲得と、これがまた1万歩数を超えないと到達しない、という仕組みと思わざるを得ない。13日の記録で127ポイント、これは日に10ポイントにならないから、いまから3ポイントを上乗せする運動となる。
コロナで世界の「歩数」激減 日本は?WHOが対策も 2020/9/20 ヘルスUP日経記事によると、転倒や足腰が弱るロコモティブシンドローム運動器症候群発症、身体機能や認知機能が低下するフレイル虚弱の発症と、事欠かない状況である。こんなことがわかるのと、半信半疑の思い、しかし、歩数の鷹はどうあれ、似たような事実を経験している。

>緊急事態宣言の前後、日本人の男性(1238人)は1163歩(8483歩→7320歩)、女性(2086人)は1100歩(6017歩→4917歩)、1日の平均歩数が減少
リンクアンドコミュニケーションが東京大学大学院医学系研究科健康教育・社会学分野教室と共同で行った調査
対象者全体に占める「3000歩未満」の人の割合
 2020年1~2月では15%程度
 緊急事態宣言期間中の4月は27%、5月は30%
 緊急事態宣言が解除された6、7月に、「3000歩未満」の人の割合は22%、24%程度


https://style.nikkei.com/article/DGXMZO63802710U0A910C2000000
コロナで世界の「歩数」激減 日本は?WHOが対策も
2020/9/20
米カリフォルニア大学の研究者らは2020年1月19日から6月1日まで、187カ国の合計45万5404人の歩数データを、スマートフォンの加速度計と歩数カウント用のアルゴリズムを使って収集し、分析結果を医学学術誌「Annals of Internal Medicine」に発表

WHOは2018年、運動不足の人を2025年までに10%、2030年までに15%減らすことを目的に、『身体活動に関する世界行動計画2018-2030(GAPPA)』を発表。
2020年1月、GAPPAの日本語版を発行した慶應義塾大学スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科の小熊祐子准教授は、「GAPPAでは、成人・高齢者なら、1週間当たり・自転車やウオーキング、ガーデニングなど中強度の身体活動で150分、もしくは高強度の身体活動なら75分を推奨しています。活動量は多ければ多いほど健康への便益が増えますが、何もしないよりは、少しでもやった方がいい。そして、すべての人に筋トレも推奨されています。少しずつでも始めて、できれば週2回以上行うのが理想」と解説


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5 コメント

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歩け。 (Maria)
2021-06-13 13:43:02
 デイビッド・フェルドマン著/秋元 薫訳『アメリカン・トリヴィア ― 知っていても役に立たない知識コレクション』(朝日出版社、一九九一)という本があります。
> 日々の歩数には歩数計とにらめっこの毎日、日経の歩数番でポイントが付くがが、月に400ポイントでの昇格が難しいと、かなり本気モード、月末がたいてい390ポイント台で終わって現状維持となるのは、日に13ポイント以上の獲得と、これがまた1万歩数を超えないと到達しない、という仕組みと思わざるを得ない。13日の記録で127ポイント、これは日に10ポイントにならないから、いまから3ポイントを上乗せする運動となる。
とのことですが、同書によれば「なぜ飛行機の中では膨張して大きくなるのか?」(PP.38-39)において、「われわれは二人の航空医学の専門家と話したが、いずれの答えも、機内での気圧の変化によって足が膨張するという根拠はないということだった。足の膨張は地上での場合と同じ理由 ― つまり、動かないことによって明言した。」とあります。
 脚(「足」は足首から先です)には人体の半分ほどの筋肉があり、大腿静脈には逆止弁があります。また、リンパ線にはポンプの役割をする器官がないので、心臓手術をすると ICU から出た翌日には病院の指示で歩行訓練をさせられます。
 「人間は、一ヶ月歩かないと、すぐ死ぬ」んですよ。うちの所長は何度か死にかけましたが、普段スクワットで鍛えており、心臓手術の数日前から榊原記念病院の非常階段を四階から一階まで降りる、というトレーニングをしていたそうです。たまたま細野先生と階段ですれ違ったら、「おお、頑張ってますね」と微笑みかけられました。

 「エレベーターやエスカレーターで上がって、階段を下る」というのは効果的だと思います。そういう意味では、スキーなんかはけっこう健康的だと思います。

 うちの所長はダウンヒル用の2メートル長越えの板を愛用していまして、八海山とかカッパーマウンテン(コロラド州)のコースを一気に降りたそうです。「あぁいったのに備えていたおかげで、生延びたのかもしれん」とか。

 「なにか明確な目標を設定する」というのは努力を継続するモチベーションを向上させるように思うので、「次はこれをやってやる!」という目標を WebLog でコミットしてしまうのも手かもしれません。
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句点の効果 (ksky)
2021-06-14 07:51:30
歩こ!?
そうですか。1か月歩かないと・・・
よく哲学の小径よろしく歩きながら考えごとをしましました。行く先は海岸でしたから、波が好きでしたね。
そこに、アルケ!とくると、さすが軍隊だなぁ(笑)
>「エレベーターやエスカレーターで上がって、階段を下る」というのは効果的だと思います。そういう意味では、スキーなんかはけっこう健康的だと思います。
アドバイスをありがとうございました。
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𦾔軍 (Maria)
2021-06-14 10:56:13
> そこに、アルケ!とくると、さすが軍隊だなぁ(笑)
軍隊や自衛隊にはちゃんとしたマニュアルがあるので、健康づくりには有効ではあります。
アメリカの陸軍士官学校(ウェストポイント)のダイエット&フィットネスマニュアルには、子供向けのトレーニングも紹介されていて、便利です。
自衛隊は旧軍のマニュアルをほぼ継承していて、「一里半時(いちりはんとき。時速4km)で五十分歩き、十分の小休止」が基本で、これを一日2セットが日常生活では基本であるとか。実際の行軍は普通行軍では一日八時間、強行軍では十~十二時間が標準で、間に「大休止(一時間半~三時間)」が一回入るそうです。大休止のときは(靴紐も含めて)衣服を緩め、上体を軽く起こして横になり、膝を曲げて休むとよいそうです。
ただ歩くだけだと飽きそうですが、毎日のことなので、それぞれ工夫しているようです(入間基地の婦人教育隊とかで見ました)。エラい人の車(基地内で黒塗りの高級車を見ることはめったにないので、すぐ判ります)が通ると、「カシラー、右っ! 敬礼っ! ナオレッ!」とかやっちゃうお茶目な隊長さんもいて、上官もノリがいいので答礼していたりしました(笑)。また自衛隊にも「プログラム管理隊(プロ管)」という方々もいて、「肩凝り・腰痛対策と心肺機能の維持には、やっぱり歩くのがいい」とのことでした。
なお、たしか神田佐久間町の中学校では、大災害時に備えて20km歩行訓練が行われていました。
まぁ、それぞれの楽しみ方があるということで。
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遠足 (Maria)
2021-06-14 23:08:18
Maria です。
WikiPedia によれば、
> 安政遠足(あんせいとおあし)とは、1855年(安政2年)、安中藩主板倉勝明が藩士の鍛錬のため、藩士96人に安中城門から碓氷峠の熊野権現神社まで走らせた徒歩競走。
当時は「徒歩」は「かちあるき」であったと思われます。「御徒町(おかちまち)」という地名もありますし。

> この時の時間や着順は、1955年(昭和30年)に碓氷峠の茶屋で発見された『安中御城内御諸士御遠足着帳』に記されているものの、これは走者に意義を持たせることが目的で、順位やタイムは重要視されていなかった。
> ゴールした者には餅などがふるまわれたという。
まぁ、行軍なんだから競争はしませんよね。
> 安政遠足は、日本におけるマラソンの発祥といわれ、安中城址には「安中藩安政遠足の碑」と「日本マラソン発祥の地」の石碑が建てられている。
「マラソン」は伝令なので「早い方がいい」のですが、「行軍」だと「兵力をまとまって戦場に送り、当然のことなから、戦闘に必要な体力を温存しておく」必要があって、「とりあえず時間内に歩きとおした」ことが重要だったと思います。
太平洋戦争中も、偵察兵や狙撃兵はその他の歩兵や輜重兵に荷物を持ってもらったそうです(親戚が満蒙戦線にいたので、話を聞きました)。
とりあえず、「体重の25%程度の装備を背負(しょ)って、四時間くらい山道(さんどう)を歩ける」くらいの体力を維持しておくと、健康的な生活を送れるように思います。
東京近辺だと、高尾山とか高水三山とか御岳山(みたけさん。日の出山まで足を延ばしてもいいかもしれません)とか筑波山とか相州大山とかでしょうか。
いきなりザック(大型の背嚢)とか登山靴とかを買うと家族が心配するので、パタゴニアのデイパックとアシックスの安全靴あたりから始めるのがおすすめです。
ただ、アウトドア系のファッションって、秋葉原近辺を歩いているヲタク・ファッションと見分けがつきづらいので、周囲の視線に耐える鈍感力も必要ではないか、と思います。
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乱調 (Maria)
2021-06-15 17:35:22
そういえば、筒井 康隆さんの『乱調文学大辞典』という著作があり、『パソコンサンデー』というテレビ番組に「Dr.パソコン」として出演されていた宮永 義道さんが、『I/O』という月刊誌で「らんだむ・あくせす・でぃくしょなりー」という連載をされていらっしゃいました。
行軍の際は、橋を渡るときに「歩調と、橋の固有振動数が一致すると、橋が落ちる」ので、「{乱調|らんちょう}ー!」と体調が号令をかけて、「どたばたどたばたどたばた」と歩調を乱して歩くことになっていました。
入間基地には川がないので橋もありません。そんなわけで、婦人自衛官の候補生は T 字路とかでやっていました。
ついでながら、当時、所長氏は入間 DC に勤務していたのですが、DC は地下にあったので、「一日中階段の昇り降りをさせられていた」そうです。うん、ほかの{建屋|たてや}は平屋なんですよね。
そうすると婦人自衛官は階段の昇り方を忘れてしまって、「止まったエスカレーターを昇る」ような違和感があったそうです。「怪談だわ(笑)」とか。
あとは、{喇叭|ラッパ}の音に条件づけられてしまうのが「お約束」です(笑)。その意味では「征露丸」のコマーシャルいかがなものか、と思います。とはいえ目覚まし時計はベル音ではなく、「起きろよ起きろよ皆起きろ 起きないと班長さんに叱られるぅ~」でもいいかもしれません(笑)。
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