連休の日曜日、11日は成人の日。コロナ禍にあると、延期、集会をリモートなど、大変なこと、新型コロナウイルスの感染拡大による集会、儀式の影響、状況に、お祝いするのかしないのかというようなことになってしまう。ウイキペディアは、感染状況に踏み込む。
>コロナ禍(コロナか)とは、2019年末からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行による災難や危機的状況を指す言葉
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E7%A6%8D
令和2(2020)年度 令和3(2021)年1月11日(月・祝) 平成12(2000)年4月2日から平成13(2001)年4月1日生まれの方
https://resemom.jp/article/2021/01/05/59743.html#:~:text=
新成人は2年ぶり増加、丑年生まれ1,066万人…総務省
>新成人人口は、前年比2万人増の124万人。 総人口に占める新成人人口は、11年連続で1%を下回った。 総務省の人口推計によると、2021年1月1日現在における丑年生まれの人口は1,066万人で、総人口1億2,556万人に占める割合は8.5%。 男女別では、男性517万人、女性549万人と、女性が男性より32万人多い。
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/20200701_4.html
「新型コロナウイルス」関連のことば ~「コロナ禍」の使い方~
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新型コロナウイルスの感染拡大がもたらす影響
「台風禍」「洪水禍」「津波禍」「集中豪雨禍」「ウイルス禍」
「禍」は「か」と読み、「災い」や「災難」「不幸なできごと」を意味
用例
「いま地球の各地で花農家がコロナ禍に泣く。」
(2020.4.20 朝日新聞「天声人語」)
「コロナ禍は気候変動を巡る国際交渉のゆくえにも影を落とす。」
(2020.4.20 毎日新聞「脱炭素社会」)
「コロナ禍でテレワークが普及したことも、ビジネスモデルの作り替えを加速させるだろう。」
(2020.4.19 産経新聞「日曜講座 少子高齢化時代」)
「ステージ守る輪 広がれ
コロナ禍 ライブハウス苦境」(見出し)
(2020.4.17 読売新聞「間奏曲」)
「コロナ禍」がよく使われるのは、新型コロナウイルスの感染拡大で引き起こされるさまざまな災難や不幸、経済的・社会的影響など複雑な状況を、短く一言で、インパクトのある文字で伝えることができるからでしょう
コロナ禍の“禍”の意味知っていますか? 朝日新聞校閲センターが教える日本語の使い方
2020/11/12(木)
文/印南敦史 作家、書評家、編集者。
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澤井直・順天堂大助教(医史学)によると「疫病についての旧内務省の報告では、一貫して『終熄』が使われている」。そして現代でも「衛生学の論文では、感染症には『終息』を使う例が多い」と言います。
「小康状態なら収束、根絶なら終息」のイメージ
安野 光雅さんが中国の動物園を尋ねたおりに、この「箆鹿」が飼育されており、案内板には「馬鹿」とあったそうです。
確かに「馬のように大きな鹿」という意味では、間違っていないわけですが。
狂犬病ウィルスなら「収束」、天然痘ウィルスなら「終熄」、と呼べるとしたら、「収束」というのはあまり嬉しくない言葉のように思います。「制圧しつつあり、かつ優勢」と、かつての「第一波」「第二波」のときには言っていたような気がしますが、今回はちょっと違いそうな気がします。英国型とか南アフリカ型とかいった変異型が出てきてしまったので。
「皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」とかいってZ旗とか揚げてくれるひとはいないんだろうか、と思ったりします。
まぁ、それを言ってサマになる方というと、上皇陛下くらいしかいらっしゃらないわけですが。
文字遣いで、通用はしないでしょうね。
〔马鹿茸〕 mǎlùróng
⇒〔麋 mí 茸〕
とある。马鹿茸と、麋茸と。
https://baike.baidu.com/item/%E9%BA%8B%E9%B9%BF/336884
麋鹿
https://baike.baidu.com/item/%E9%A9%AC%E9%B9%BF%E8%8C%B8
马鹿
马鹿体形较大,体重200kg左右,体长超过2m,身高约1m。肩部与臀部高度相同。耳大,圆锥形。颈及四肢较长,尾短,蹄
马鹿茸
大。雌马鹿无角,雄马鹿有角。
なお、莫迦でもある日本語でしょう。
馬鹿 或作母嫁馬嫁破家共狼藉之義也(文明本節用集)
大型のシカ科類の呼称は整理されていないというか混乱しているというか、語学的にはとても面白い対象ではあります。
ちょっと本筋から外れますが、ご存知の通り、「いのしし」と「オットセイ」という言葉がありますよね?(以下、「一般的な解説」が入りますが、WebLog 主さまへの侮辱とか批難ではなく、読者の皆様に対する補注です)
「しし」は「肥り肉(ふとりじし)」のように、「筋肉」「食肉」の意が本義だとされているわけで、「いのしし」というと本義は「猪肉」という意味になるわけです。
「オットセイ」は「膃肭」の「臍」(薬用になる部分。意味は自分で調べてね(^_^)b~*)という意味だということです。
「馬鹿茸」というと、「アカシカの嚢角」という意味になるので、「アカシカ」そのものの呼称になっているのは「歴史的な呼称」ということになると思います。「麋茸」は文字通り解釈すると、「ノロジカの嚢角」になるので、いわゆる「漢方」でいる「鹿角(ろっかく)」は、アカシカとノロジカを区別していない、ということだと思います。
アメリカアカシカは、WikiPedia によれば北米以外では「エルク」と呼ばれるそうで、北米では「ムース」で、ヘラジカが「エルク」なのだそうです。
このあたりの混乱はペーパー(論文)にはならないまでもレポート(報告書)の題材にはなると思うので、上皇陛下に献上したら喜ばれるような気がします。
『ウロハゼの学名について』(『天皇陛下、科学を語る』収録)は木村重さんが「そこいらの推理小説より、よっぽど面白い」(『魚紳士録』より)と賛していらっしゃいましたので。
あたしも、いわゆるスーパー(スーパーマーケット)にもよく行くんですが、いわゆる「インヴォイス・ネーム(流通名)」と種名(和名)のギャップにたじろいでしまうことがあります。最近はヒラタケを「しめじ」と表示する例は減りましたが、タモギタケを「ブナシメジ」「ホンシメジ」とか呼ぶのはどうだろうか、と思います。本物のホンジメジが「ダイコクシメジ」というのも、「なんか、扱いが良いんだか悪いんだか」という気がします。
「エシャロット」と「エシャレット」、「シコラ」と「チコリ」と「エンダイブ」と「アンディーブ」とか。
スーパーには売ってないけど「モルモット」と「ギニー・ピッグ」、他には「シチメンチョウ」と「ターキー」があります。シチメンチョウは新大陸原産であってトルコ原産はホロホロ鳥。つーても日本人も偉そうなことは言えなくて、「トウモロコシ(唐・唐土)」も「カボチャ(カンボジアに由来)」も「唐辛子」も新大陸原産。
こういう「頻出するがゆえに定着しちゃった慣用表現」というのは、コンピュータで篩って検出して整理しておくのが、海外交流の機会の増えた現代においては、おそらく親切というものだと思います。