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古稀を迎えた

2016-09-02 | わくわく
古稀か、古希か、人生七十古来稀となら、古稀である。古希は書き換えのようである。古来、まれなり、その年を迎えて必要があって物入れを整理はじめたら、偶然のように見つけた。それは構成吟のためにある方から求められて、人生七十年古来希なりき 友と酒と悲愁と を草稿として書いた作品である。杜甫の詩を、いくつかを並べている。その中で、この詩句の意味を解釈し、それをタイトルにして、名句をとらえなおしたものであるが、それは多く、言葉と詩作における背景を重ねようとする。杜甫である、偉大な詩人の足跡をそんなに短文章で述べつくすことができるものではないから、大胆なことをした。創作したのは、1995年3月に日付があるから、20年以上も前のものと、遭遇して自らがその齢を思う。そのときのテーマは、杜甫のこの作品の詩想が何歳のときだったか、そして杜甫はどのように生涯を終えたかという興味であった。詩作品があらわすように、杜甫は文学を生きていたのである。


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古稀(希)こき

古稀
70歳,またはその祝いのこと。民間でいう年祝の一つであり,長寿祝の算賀,賀寿,〈賀の祝い〉の一種でもある。古代の上流社会では40歳以上を10歳ごとに祝ったが,後に61歳の還暦,88歳の米寿などに変遷したのに対し,70歳の古稀のみ存続した。〈人生七十古来稀〉という説明が,強い印象を与えるからであろう。この句は,杜甫(とほ)の詩の一節である。祝いには,祝宴や贈答がなされる。


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