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子音と母音  日本語の音声と音韻3

2013-09-09 | 現代日本語百科
子音と母音  日本語の音声と音韻3

日本語の音声を単音にわけると、その発音は母音と子音、有声音と無声音に分けられる。母音は有声音である。子音は有声と無声がある。発音は調音によって分析できる。調音点また調音部位、調音法である。母音は声帯を振動させて肺から出た呼気が口の中で妨げられることのない、口の開き、舌の位置によって発音する。子音は声帯を振動させて、あるいは、声帯振動を伴わないで、口で息の流れを妨げられたり、遮られたりする。

日本語の子音を音素でとらえると、/k/、/g/、/s/、/z/、/t/、/d/、/n/、/h/、/b/、/p/、/m/、/r/ がある。/y/、/w/ は、半母音であるが、半子音として、子音音素となる。また、/ch/、/ts/ などの日本語発音に特徴的な音素を分析する。また、/sh/、/l/ をもつ。喉音の音素として、/'/ を考える場合もある。

日本語の発音は仮名文字で表すと音声としては子音と母音の組み合わさった音節になる。この音節構造は仮名文字を母音でもって終わることになるので、語として発音された時も、母音で終わる。母音で終わるので、開音節構造という。仮名文字は、母音単独でもって発音を表すものがあるので、日本語の仮名文字の音節は、母音、子音と母音とからできている。これに子音と半母音と母音の発音があり、音節としてとらえて仮名文字に小字の仮名を加えて表す。


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