現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

0627  公明、行使容認

2014-06-27 | 日記
0627  公明、行使容認

公明代表が行使容認表明 集団的自衛権、自公合意へ 中日新聞トップ記事、見出しである。20140627  
リードには、公明党の山口那津男代表は二十六日夜のNHK番組で、憲法解釈を変更し、他国を武力で守る集団的自衛権の行使を限定的に認める考えを表明した、とある。   

その左側には、中部の国会議員、賛成39人 行使容認 9県調査 84人回答 とある。20140627  
記事には、安倍政権が閣議決定を目指す集団的自衛権の行使容認をめぐり、中日新聞は中部九県(愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、静岡、石川、富山)の国会議員計百八人にアンケートを実施した、とある。
>回答した八十四人のうち、解釈改憲で行使を認めることに「賛成」と答えた議員は自民党を中心に三十九人。「解釈改憲は容認反対派が使う言葉」との理由で、賛否を明確にしない自民議員も複数いた。   

滋賀知事選が告示 3新人の争いに  20140627
記事には、滋賀県知事選は二十六日告示され、いずれも無所属新人で、元内閣官房参事官の小鑓(こやり)隆史氏(47)=自民、公明推薦=と、元教諭の坪田五久男氏(55)=共産推薦=、元民主党衆院議員の三日月大造氏(43)の三候補の争いになった、とある。







中日春秋
2014年6月27日

 七十年前の夏、十九歳の外間守善(ほかましゅぜん)さんは、戦火の迫る沖縄から本土へ船で疎開する妹のために、心を込めて名札を書いた。「外間静子」と書かれた布を、十三歳の妹は黙って丁寧に服に縫い付けた

外間さんは妹を港まで送って行った。人いきれでむんむんする船倉の奥に場所を確保してやって、船を下りた。その船・対馬丸は一九四四年八月二十二日、鹿児島県悪石(あくせき)島沖で米潜水艦に撃沈され、千五百人近い命が海に沈んだ。うち半数余が子どもたちだった

それから二十年余たち、東京で沖縄戦の実態を伝える催しがあった時、皇太子ご夫妻の説明役を務めたのが、沖縄文化の研究者となっていた外間さんだった。冷静に客観的にと努めていたが、対馬丸遭難を説明していて心が乱れた

甦(よみがえ)った妹の記憶が外間さんの口を動かした。「私の妹静子も乗っておりました。帰りませんでした」。周囲はとにかく先へと進もうとしたが、ご夫妻はその場に立ちつくした。美智子さまはハンカチを握りしめて体を震わせていた…。一昨年に八十七歳で逝った外間さんが自伝『回想80年』に記した光景だ

対馬丸の子どもたちが生きていたら、八十歳前後。天皇皇后両陛下と同世代だ。ご夫妻はきょう初めて、那覇にある対馬丸の犠牲者慰霊塔に花を手向けられる

十三歳のまま眠る静子さんたちに、どんな思いを伝えられるのだろうか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。