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文章論 7 複文

2015-12-27 | 日本語文章論
日本語文章に主語がある、日本語文法に主語がある、それは単位体に共有するものであって、小単位体の主語が大単位体の主語であることがあり、また小単位体に充てて大単位体に主語がある、ということである。文に主語があればそれがそのまま文章の主語となりうる。ただし文章は文が2文以上集まってできる単位体であるから、文章の主語をその文単位ごとに認めれば、文章の単位に文による主語が複数認められる。また文章に主語があれば、それがいくつかの文に関係構成する主語となることがある。いまその主語を文章の主語を主題主語とし、文の主語を主格主語とすることができるし、文に主題主語が現れ、文章の主題主語となることがあるし、また、文に主格主語があってそれがまた文章の主語となる。文に主語が2つあればそれは二重主語の文となり、文には主文としての1つの主語を認めるのがわかりよい。文に主題主語が現れ、さらにその文にまた主格主語が現れるような文は、文の単位から言えば単文ではなくなる。複文と考えてよい。象は鼻が長い 彼は知識が増える など、その例文には、文の構造の分析が必要となる。それぞれ、象は鼻が長いことよ 彼は知識が増えることよ となる文であって、象は鼻が長いのである どうして 、 彼は知識が増えるのである なぜか 、 となる文章が、この文の前後に想定されて、複文としての単位文には主題主語と主格主語とを備えた文である。


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