もう、啓蟄となる。明日、啓蟄 3月6日 冬籠りの虫が這い出る(広辞苑) 二十四節気の第三、そして春分となる日まで、暦便覧、陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり、のようである。きょうは冷たい雨となっているが、明日の予報は晴れであるから、ふさわしい天気になるか。
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春の嵐
2007年03月05日22:37
低気圧と高気圧が日本海でぶつかって日本列島が風と雨で荒れた
ニュースでは5月の上旬の気温が22.5℃、これは平年を11℃上回って記録的だそうだ
今日は朝から雨が降って冷たい
嵐のような風が吹き荒れたようだ
注目された中国首相の演説には、2時間ばかりあった、その中で金融政策に触れるところは、最後のほうのわずかな言及であったようだ
世界的な株価の下げはとどまることなく、次の展開が読めないところへ新たな大衆の心理が動きだした
中国の市場が世界経済に影響して、さらにあらたな庶民投資家の心配が指摘されている
それは5年ごとに開かれる党大会の、まじかで株価暴落を引き起こすような、経済政策の失態は起こせない、というので、これから徐々に下げる政策をはじめるうわさが流れているようだ
原因は日本の利上げ 中国紙が報道
上海1日共同ニュース、西日本新聞より、引用
>1日の中国の経済紙、21世紀経済報道は、前日の世界同時株安の原因について、日銀の追加利上げで投資家が低金利で資金を調達できなくなり、各国の市場から資金を引き揚げた影響だと指摘した。
同紙は、各国のマーケットで資金を運用する投資家が、これまで低金利の日本で資金を調達し、中国やインドなどの新興市場で運用していたと分析。「正確なデータの裏付けはないが、アジアの株式市場で運用する資金のうち3分の1以上は日本からだ」と指摘した。
こうした投資家が、日銀の追加利上げや将来の利上げの可能性を敏感に感じ取り、投資パターンを変えたと説明。当面の利益を確保するため、株式を売却し資金を引き揚げたことが、連鎖的な株安の原因と強調した。
=2007/03/02付 西日本新聞朝刊=
文学の議論をした
源氏輪読会で寂聴訳を紹介して面白くなきゃねという訳者の言葉が文学を象徴しているからだが、この訳本は偏っているので気をつけなければならないとかいいながら、どうも1人の訳ではない
もちろん作家の個性において、業を成し遂げたに相違ないが、かなりこなれた現代語はイメージの具体化がリアルである
それはさて、文学をどう議論したか
文学史、文学概論と、続けば講読に入る
その前にあるのが、入門だ
研究入門、文学入門となるわけだ
この入門がかなり大切である
源氏の輪読をしていて思うのは
注釈と解釈をわからせることだ
とくに新古典大系の脚注は踏み込みすぎる
原文を読むことは通釈で間に合うことを思う
さて文学の議論であるが、古来、文学作品が生まれて、言語芸術としてのジャンルが行われる
そこにあるのは劇詩または叙事詩、そして韻文に工夫される言語のあやは、文学となって洗練される
表記を持ち書紀言語と記録するときに散文芸術が行われるようになる
日本文学はその趣味をジャンルの交替の歴史としてその姿を見せてきた
文学語言を解説する、中国小説辞典から引用
>広義と狭義がある。広義には、民族の共同言語の基礎に加工および規範化を経た言語を指し、「標準語」とも呼ばれる。狭義には、詩歌、散文、小説、演劇など文学作品の言語を指し、「芸術言語」とも呼ばれる。これは人民大衆の口頭語を基礎とし、作家の精製を経て、形象性、精確性、音楽性、及び強烈な感情色彩を備えたものであり、言語芸術家が人物形象を塑像し、主題を表わす基本的な道具と手段である。文学言語は大体、語りの言語と対話の言語の二種類からなる。小説創作においては、語り手の言語と人物言語はよく合わせて用いられ、十分に人物の性格の特徴を描写する。優れた小説は独特で大変個性的な文学言語を用いており、作品の芸術風格を構成する重要な印の一つである。