現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

二重語法

2013-10-01 | 日本語百科
二重語はミシンとマシンのような語を指す。二重形ともいう。
一つの語が使用される経緯で意味を派生させるのではなくて、その使用の場面や時間のずれで発音、表記に起こる。
トランプカードと、イロハかるたは、同じ語から、さらに、カルテともなった。

この二重語の現象は日本語では外来語を取入れるときに起こったことで、語が移入する事情がある。

その二重語とは異なる二重語法というのがある。doublespeak という。
ある状態のことをいうのに、ことばをストレートに表現するか、婉曲に言うかと言うようなことである。
もう少し二重語法を利用すると、かつて戦争中に、撤退、退却を、転進 と言い換え、侵略を進出といったりした例がある。

また、直接的に、従業員を解雇する、首を切る、と言わずに、スリム化する、合理化する と言い換えることがある。同人用語の基礎知識のサイトで、この二重語法を解説している。


ダブルスピーク/ 二重語法/ 同人用語の基礎知識 - ぱらだいすあ~み
www.paradisearmy.com › トップ › 同人用語 項目一覧‎
相反する2つの意味を持つ言葉、ダブルスピーク. 「ダブルスピーク」(Double Speak) とは、相反する矛盾した意味を併せ持つ言葉、あやふやで2つ、もしくはそれ以上の意味に受け取れる言葉を使い、聞き手や受け取り手に誤った印象を与えたり、発信者側に ...

>こうした表現は、公的な記録に残る発表で明白な虚偽を発表することはできないが (責任問題になる)、いく通りもの意味になる言葉、受け取り側によっては勘違いしてくれそうなミスリードを誘う湾曲表現や耳障りの良い言葉をわざわざ使い、後で責任逃れができる構造になっているのが特徴です。 つまり、「あなたはそう受け取ったかも知れないが、私たちは別の意味で申し上げた」「虚偽ではなく、単なる見解の相違だ」 と主張できるのですね。



次は、ウイキペディアより。
>ダブルスピーク(英:Doublespeak、二重語法)とは、受け手の印象を変えるために言葉を言いかえる修辞技法。一つの言葉で矛盾した二つの意味を同時に言い表す表現方法であり、しばしばコミュニケーションや相互理解の断絶に陥る結果につながる。政府、軍、企業、政治団体などに関連付けられることが多く、その政策や話法などを批判的に言及する際に「ダブルスピーク」という言葉が使われる。
ダブルスピークは婉曲法の形態をとることがあるほか(例:事業縮小・ダウンサイジング・リストラは、もっぱら大規模解雇を置き換える意味で使用される)、わざと意味のあいまいな用語を用いることもある(例:KGBなどによる用語「ウェット・ワーク」は、暗殺を意味する)。ダブルスピークは政府や軍などにより政治的意図から故意に使用されるという点で、他の婉曲話法とは区別して使われている。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。