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片仮名、かたかんな、カタカナ

2013-05-18 | 日本語百科
片仮名は物語作品に、手のこと、書を表して、男手は漢字の楷書であろうか、女手は崩し字、そして片かんなと並んで称されている。
そのあとには葦手とある。
この最後は仮名の装飾文字と考えられている。

漢文訓読の記号に工夫があり、添え書きの文字としてカタカナができたとされる。万葉仮名を部分的に用いた、つまり漢字の点画を省略したように見えるところでこの名称の由来を説明する。

片かんなは、その後に、漢字交じりの文に使われて訓読文スタイルの日本語を書き記したようである
。しかし多くは説教ものになる説話集の文体に見る。
カナ交じり文の先蹤はここに見るべきかもしれない。

僧侶や博士が学問に用いたとするのは漢籍を読むことがあったからだし、また公卿たちが日記に漢文で記したことがあってカタカナの用途は和歌物語文とは違った性質と見られたのだろう。
近代になって教育用にカタカナを五十音図の文字教育としたのもそのことに流れがあるか、明治の欽定憲法もカタカナ表記であった。


フリー百科事典ウイキペディアより
カタカナ表記

日本語では主に次のような場面で用いられる。

漢文訓読・注釈等にかかわる場合
漢文訓読における添え仮名
文章の表記に用いる場合
仮名交文
音を示すことを目的とする場合
外来語、漢字文化圏の国を除く外国の人名・地名などの固有名詞
擬音語・擬態語
漢字の音(音読み、固有名詞の特殊な読み、日本語以外の言語での発音、常用漢字外の文字の仮名表記)
一般と異なる表記による効果を目的とする場合
学術用語
生物の和名(イヌ、キジ、サクラなど)
意図をもって表記するとき
日本語で砕けた表現をする場合
会社名や商品名などの表記
(漫画等において)外国人の片言での会話を表現するとき
技術的な理由から使用可能な文字が限られている場合
1988年8月以前の電報
マルチバイト文字がサポートされていないコンピュータ環境(→半角カナ参照)


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