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日本語文法の説28 言語主体

2019-07-08 | 日本語文法
動作主体と言語主体に、主語と主観とがかかわる。文における主語述語の現われを分析して、動作作用の現象を表現する動詞述語には主語としての捉え方が分かりよい。存在を言う動詞をふくめてS-P構造にとらえた文法の考え方が日本語に翻訳された、その時期の翻訳概念には、文の構造は必須の捉え方に主体を客体と対峙した主語必須の要素であったから、主語が日本語に定着した。しかし、その主語の概念には一方で主体客体として主観客観をなぞらえるようになる。この議論は日本語に言語としての難しさがあった。主客合一の議論が日本語にある認識となるのは、そもそもに主観から独立して存在する外界の事物を客体として、かっかん とすることがあったからである。この表現法に、主語述語を動作主体と見る表現方法に解釈をしてしまっただけの論理が日本語では展開されている。すなわち主語廃止論である。ここで主語が廃止できるという理論は可能かどうか、日本語に認める主語を言語主体としての表現者をもって表現主体と捉えることがあり、動作主体の主語と言語主体の主語、このときにこの主語の語を主体とだけ置き換える議論があるので、表現主体をもって主語とする日本語を分析しなければならない。 . . . 本文を読む

脳半分

2019-07-08 | 思い遥かに
半頭脳半分の脳を検索したら、半脳少女というタイトルにヒットした。脳は全体の働きがあるので、損傷するとどうなるかという大脳生理はその回復に明らかにされてきたことがある。脳半分、頭脳半分とでもしてみて、優位半球とした時代の脳科学のことではない、脳力を能力とするなら、半分の頭脳は人工頭脳が補償するはたらきのことである。ロボットと人間が共生するとしたら、脳力に人工頭脳をとりいれることになる、ような、近未来の話である。人工頭脳が入った機器は自動運転を夢見ることではなくなって、自走する人工頭脳となる。ロボットと人間で、人工頭脳に人間感情を持たせれば、人類は駆逐されそうであるからSF未来小説だけでよい。人間が人工頭脳を半分もつ、ロボットが人間感情をもつ、人間は人間頭脳のままに、ロボットを頭脳のある部分を代行させる、などと繰り広げてみたら、片手にある、両手にあってもよいが操作がむずかしくなる、スマホのスマートコンピュータの時代が進行していることに気づく。ミレニアルまたZジェネレーションの頭脳の半分がスマホになっている時代がきているのである。さてさて、頭を別のことに使うのであるから、それはどういう頭脳に進化していく、退化することになるのか。 . . . 本文を読む