現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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個人

2018-10-21 | 木瓜日記
個人、また、一個人である。個字を、箇とすれば、一箇人の意味も現れる。大衆と個人、そこで、個人主義の語が連想できる。それは、個人と集団の対比であったかのようであるが、それは集団主義としての対である。しかし、その主義の対立はない。西洋に個人主義があり、日本には集団主義があるとするのは時代もイデオロジーも異なる。個人主義が西欧思想の神と人との対比であること、ニーチェによるが、個人主義を唱えたわけではない。個人そのものの目覚めであるから、近代市民社会の原理となる。この個人主義で思い合わせることが、夏目漱石の個人主義、私の、とついた講演である。思いでのうちに、ふれてきたが、文芸春秋社が文学全集を編んで出した夏目漱石にはこの、私の個人主義がおさめられた。編集者に江藤淳がなっていたので、その選による。わたしの思い出には、則天去私が、漱石が揮毫した、即天夫私、かと、その思いを知る高校時代までさかのぼるから、その個人主義におどろいたことがある、漱石の個性であった。 . . . 本文を読む

2007年のこと

2018-10-21 | 思い遥かに
あの頃は、そのめぐりあわせであったかと、記したことを思う。ちょうど、南京への出張がこのときにあって、中国の大学へ、大学院講義に出かけているから、そこに起こった留守居のできごとがあったのである。断片に過ぎない、その点をつなげば、2008年になるから、そのようすがあったのである。 . . . 本文を読む