仕事は、することである。仕事と書けば、職業、労働の意味になる。理科の方で定義を持った言葉となる。それは、仕事、物理学では、物理学における物理量、また、仕事、熱力学では、熱力学における力学的なエネルギーのことであり、仕事、電気は、電場中の電荷がする、たとえば、電力量、電気回路における電気エネルギーととらえる。ウイキペディア、曖昧さ回避より。そこで、日本語教師が職業として成り立つための条件をその労働でみると、何をするか。教室で日本語を教える、学習者とともに学ぶ、さらに日本語学習の支援をすると言うことが挙げられる。ともすれば日本語の先生であることは、教室という現場をもって学習者とともに時間を過ごすことと、そのための教科書、プリント教材などを準備すること、というふうにだけ、思い込みがちなのであるが、それだけではない。教師の仕事、教育の仕事であるから、その用意をしなければならない。ときには教室運営、学校経営にかかわることでもある。教務の係、学生の生活、そこにあるのは学習者の日本滞在のことがらである。 . . . 本文を読む