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国語文法論、日本語文章論

2016-06-27 | 日本語文章
日本語は文法論を唱えるよりも文章論をとらえるべきである。国語が文法を明らかにしてきた、いや、文法は国語を説明した。明治開化期のこと、その時代に国語と外国語とを対照して、国語にあった句法というべきものを、外国語にある文法というもので、国語を見ようとした。国語における議論は文法をもって文単位を解明しようとした。その国語を100年以上にわたって、その議論を保持してきた。学校教育の国語文法がそれを行ってきたから、長く続いた。いま国語を日本語として議論することが行われている。現代日本語というが、現代国語とは言えない。科目名に長く現代国語があった。昭和53年、1978年告示、昭和57年、1982年施行の学習指導要領から、科目はなくなり、現代文とかわったのであり、ちょうどそのころに、日本語学が研究分野として言われた。国語教育は、一方で、日本語教育と区別されて、日本語教育の需要とともに、言語学習としての日本語教育が浮き彫りにされるようになった。 . . . 本文を読む