読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

香魚

2012-07-10 08:59:42 | 読書
アユは日本では鮎の漢字を当てるが、これは日本だけの用法で
漢語では香魚と言う。漢詩には殆ど登場しないらしい。
幕末の漢詩人、梁川星巌は岐阜は長良川の近くの生まれで
詩に多くアユを詠んでいる。
「香魚を食す」で
「芙蓉、紅浅くして雨初めて涼しくはつはつたる銀刀、夜
、梁に入る」が有る。