読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

続「八幡神社」

2007-10-13 13:57:51 | Weblog

この八幡神の”政治好き”は都が奈良から京都へ移されてからも続き、京の南にある男山にこの神も移された。神霊は九州、宇佐の地から勧請され石清水八幡宮と呼ばれた。平安朝初期には伊勢神宮と共に皇室の宗廟となった。「古事記」や「日本書紀」にも名が見えない神にしては破格の出世と司馬遼太郎が書いている。不思議な話だと思う。