↑老舗ホテルの富士屋ホテルさんから、
昭和10年(1935年)に、大倉陶園さんが、注文を頂かれた貴賓用食器だそうです~。
ちなみに、富士屋ホテルさんは、明治11年(1878年)創業だそうです~、
創業から、57年経過したくらいの頃に注文のもののようですね~。
富士、箱根の景色を、大倉陶園さんの代表技法とも言える、”岡染め”の柔らかく深い青で描いた、
ディナーセットと言う事。
岡染め技法は、1928年に、完成した技法だそうです~。
また・・・、野山の花々を色彩豊かに表現した、↑これらティーセットも、
同じく昭和10年に納品されたそうです~。
これは、漆蒔技法と言う、これも岡染めと同じく、大倉陶園が保有する独自の技法なのだそうです~。
世界から高い評価を受けている技法だそうです~。
色の深みと艶やかさが、上品で、ナチュラルなタッチですね~。
個人的には、向かって右端の、ミルクピッチャーのフォルムが可愛らしい感じがしています~
地位の高い方々へのおもてなしに使われたであろう、
これらの食器・・・、貴賓用のテーブルにセッティングした空間は、
和やかなひとときを、過ごせそう~
素敵な会話で、素敵なコミュニケーションが生まれそうです~