ティーガーデン

大好きな紅茶を飲みながら、日々の生活で
咲いた花々(さまざまな素敵)をご紹介していきます。

鑑定士と顔のない依頼人

2019年02月23日 21時23分23秒 | Movie・Book・TV

先日、TSUTAYAさんで、

”鑑定士と顔のない依頼人”を借りました~。

2013年公開の映画で、製作国はイタリア。

舞台もイタリアのようでした~(それだけとは限りませんが)、素敵な風景が所々に、見かけられました~。

主な場所は、主人公ヴァージルの屋敷、美術品等の依頼人の古びた豪邸、依頼人の豪邸の近くのカフェレストラン、

機械修理屋さんのお店、そして、印象深い場所としては、ヴァージルの秘密の部屋、そして、依頼人のクレアとされる女性の思い出のカフェレストラン・・・。

 

主人公のヴァージルは、敏腕の、美術品鑑定士であり、オークショニア。

そして、潔癖症で、人付き合いは苦手。

そんな彼は、恋人はいなく、中年の独身男性で、さら~っと見た為、

はっきりとは覚えてないですが、生い立ちも、温かい家庭の育ちではなかったかなと。

高級レストランで、一人の食事も慣れっこで、全く抵抗もなく、寂しげな感じはなく、常に堂々とした感じ。

鑑定士としても、オークショニアとしても、仕事が順調である事で、人から見ると、ほぼ完璧な感じの生活。

そして、独り住まいの屋敷には、誰も入った事のない、自分だけの秘密の部屋があり、

そこには、沢山の女性の肖像画コレクションを大切に保管していて、

・・・そんな、唯一の安らぎを感じる場所もありました。

自分の一番安らぎを感じる時間は、その空間で、お気に入りの女性の絵画を眺めている事だったかなと思います。

自分のお気に入りの女性の絵画を獲得し、手に入れ、自分のものとしている満足感もあったかと思います。

実は、これら女性の肖像画は、相棒のビリーと共謀して、オークションで、落札者を装ったビリーが不正に獲得したもの。

相棒のビリーには、報酬を与え、自分はその絵画を得て・・・と、長年タッグを組んで、不正入手していたようです。

そんなビリーは、画家崩れの印象強い人物で、ヴァージルは、彼を見下している感じでした。

ビリーは、ヴァージルに、画家として評価してもらえなかった過去があり、ひそかに恨みを持ち続けていたようです。

無神経なヴァージルの一言が、彼を長年苦しめていた&恨みの原因になっていたかと。

ヴァージルは、そんな事は全く気付かず、ビリーを良き相棒と思っていたのだが・・・。

 

 

そんなヴァージルのもとに、最近両親を亡くしたと言う、資産家のクレアと名乗る女性(娘)から、屋敷にある、家具や美術品の鑑定の依頼が来る。

その依頼人は、何度も電話連絡をしてくるし、屋敷にも、ヴァージルを呼ぶが、全く顔を見せる事はない。

屋敷での対応は、昔からいると言う使用人のみ。

ある時、ヴァージルは、依頼人の女性が、屋敷の一室にいる事に気づくが、ドア越しのやりとりで、絶対に出て来ようとしない。

実は、使用人も、その女性を見た事がないと言う。

非常に不思議に思ったのと、不愉快に思うヴァージルだが、

ドア越しや電話で話している間に、どんどんその女性の事が気になり始める。

実は、女性は、広場恐怖症と言う、特別な病を持つ人だった。

女性は、人と接したり、外に出る事を拒む。

そんな女性に、自分と共通の何かを感じたようで、

どんどん惹かれて行くヴァージル。

 

その様子を、屋敷に行く度に、価値ある古い機械の部品を持ち帰り、

馴染みの機械修理屋に持って行っては、店の若い店主に話し、

女性経験豊かな彼に、色々な事を指南してもらい、

女性への興味が、どんどん大きくなって行く。

そしてついに、女性を見る機会を得るのだが、

女性は、ひきこもっている人間とは思えないほど、

若くて美しい女性であった。

ついには、女性と対面し、2人は、恋愛関係へと発展して行く。

 

その後、2人は、ヴァージルの家で一緒に住む事にし、

一生の伴侶になる人と、心を許してしまった事でか、

ついに、ヴァージルは、女性に、自分だけの秘密の部屋に、入れてしまう。

 

そうして、幸せな残りの人生を過ごす為に、

オークショニアとしての仕事も引退する事にし、

最後の仕事に出かけた。

家を留守にしたのです。

女性を一人残して。

 

最後のオークショニアとしての仕事を終えた後、

多くの落札者の方々から、祝福されました。

相棒のビリーからも「これから会えなくなるなんて寂しい。君の家に、俺から1枚の絵を送っておいたよ。」

・・・みたいな不可解な事を言われつつ、祝福を受けました。

ここ・・・、ちょっと意味深な感じでした。

 

幸せな気分で、帰宅したら・・・、

女性はいなくなっていて、

そして・・・、大切な秘密部屋の女性の肖像画が、ほぼ・・・、なくなっていたのでした・・・。

そして、ビリーが送ったと言う、1枚の絵が、秘密部屋に、置かれていました。

それは、愛した女性の屋敷にあった、

その女性が、母の肖像画だと言っていた絵だったのです。

その裏には、ビリーによる贈る言葉と、ビリーの名前が残されていました。

 

 

慌てて、行った女性の元居た屋敷からは、

何もかもがなくなっていて、女性もいなかった。

 

時折、登場していた、屋敷の近くのカフェからは、屋敷の様子がよく伺え、そして、

カフェにいつもいる小人症の女性がいるのですが、

この女性は、1度目にしたものは、全て記憶していると言う特殊能力の持ち主で、

ほぼ家から出た事がなかったはずの、

広場恐怖症の女性が、この1年間に、屋敷から出た回数を口にした事、屋敷の持ち主のクレアは、自分である事、

屋敷は、映画関係者に貸していた事等を、ヴァージルに話す。

まさかの悪夢のような、事実を、、ヴァージルは、知ってしまう・・・、ビリーの贈った絵の謎とともに。

 

 

機械修理屋の店も、もぬけの殻で、店主もいなかった。

 

その後、あまりのショックにより、病んでしまうビリーは、施設か病院のようなところで、療養する。

 

初めて愛した生身の女性は、

現実に存在する人ではなく、作られた虚の存在であり、虚の恋愛であったのに、

その後も、虚の愛だったと言う事を、受け入れられずにいたヴァージルは、

女性の思い出の場所と教えられていた、

カフェレストランへ行き、

来るはずもない女性を待つのでした・・・。

 

 

・・・大まかに言うと、こんな感じでした~。

最初から、要所要所に、不可解に感じるセリフや出来事があり、どんどん引込まれて行きます。

不思議な小人症の女性の存在も、何か意味があるんだろうなとか、ビリーの存在も、気になっていました。

そして、最後の数分は、とても衝撃的でした~。

依頼人はなぜ顔を見せないのかと言う事がわかり、

徐々に心の壁が溶けて行き、

恋愛が成就してエンド・・・ではなく、

最後にどんでん返しがあって、

とても衝撃的な終わり方で、見ごたえがありました~。

 

 

顔のない依頼人・・・とは、

私の中では、

実在しない依頼人…つまり虚像・・・、

と言う意味のような気がしました~。

 

 

なぜ、依頼人は、顔を見せないのか・・・、

この一点に疑問を持った事がきっかけで、借りたのですが、

とても衝撃で、結末が予想できなかったところと、雰囲気のある風景が、

魅力の作品でした~

 

 

長々になるので、

・・・これだけの内容しか書きませんが、

本当は、どう言う事が起こっていたのか・・・、

黒幕は、誰だったか・・・、

おわかりになっていただけましたでしょうか~、

何なの~?どう言う事~?・・・と、思われた方は、

気が向いたら、借りてみて下さいませ(苦笑)~

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豆ご飯とトマトスープ

2019年02月23日 13時37分43秒 | Cooking

大好きで、よく作る、豆ご飯、トマトスープ。

最近は、トマトスープは、圧力鍋で、時短で作る事が多いです。

お野菜が大きめでも、崩れず、かつほぐれやすい食感が、又さらなる美味しさを生みます。

だいぶ前に購入の、確か益子焼きのお茶碗は、結構かけていますが、問題なく使えるので、長年愛用しています。他は、瀬戸織部のお茶碗等使っています。

野菜が沢山楽しめるトマトスープ。

今日も、朝、昼、大活躍〜♪

 

出先からupしました〜。

又夜にでも、皆様のところ、訪問させていただこうと、

思います〜♪

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