喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

茶事礼讃

2017-03-08 | 文学の中に香るお茶

文学の中に香るお茶の事を書いた本。


自分の飲むお茶を缶に入れて持ち歩くという
草野心平の「旅とお茶」というエッセイをもとに書かれた文章で、

   るるり。
     りりり。
   るるり。
     りりり。
   るるり。
     りりり。
   るるり。
   るるり。
     りりり。
   るるり。
   るるり。
   るるり。
     りりり。

「おれも眠ろう」というこの詩や、
「る」の文字を29個一行に連ねた、

るるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる

「春殖」という、蛙のたまごがつらなっているところらしいが、
これらの詩が有名だと、草野心平のことを紹介していて、
茶事礼讃の本なのに、この詩が印象に残った。

しかし、文学の中にこんなにも沢山、
喫茶シーンやユニークな茶論があったなんて、
今まで本を読んでいて気にも留めなかった。
お茶にチョッと興味のある私、
これから注意して本読もう・・・・・・・・と思った。

この本、松尾流の茶道の文化誌に連載された
文章をまとめたものらしいが、
書かれた小塩卓哉さん、
早大の教育学部を出られて、歌人でいらっしゃって、
お茶とは無縁のようだけど、
茶道の文化誌だからお茶の事はあたりまえかもしれないけど、
連載する以前からお茶に対して感心がなければ
9年にも及ぶ連載は出来なかったんじゃないかと。
そのところ、どうなんだろうと、興味がある。

あとがきで
茶道の精神、お茶の心に辿りつける機縁にと書いておられ、
まがりなりにもお茶を勉強している私、
お茶の精神、お茶の心とは程遠いなと反省した。





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2 コメント

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ありがとうございます (小塩です)
2017-04-14 22:31:11
随分前の本をご紹介ありがとうございました。
この連載は、まだ続いています。もうほぼ20年です。
確かに無作法ですが、茶道愛はあります。
たまたまHPを拝見し、うれしかったので、コメントさせていただきました。 すみません。
こちらこそ (dream-duck)
2017-04-15 00:19:47
私のブログを見つけて下さって、ありがとうございます。
先生は茶道をやって見えるのですか。
多々ある本の中から、よくもまあ、こんなに、お茶に関する場面を見つけられたなあ、と感心しました。
あとがきによると、終了したと書いてありましたが、まだ続いているのですね。月刊「SHOIN」は購読可能ですか。また、「茶事礼讃」の第二段は出されないのですか。是非、出版してください。

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