GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「ランボー 最後の戦場」

2008年05月31日 | Weblog
1988年、「ランボー 怒りのアフガン」公開
    (「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」はこのアフガン戦を影で支えたアメリカ側からの内幕映画)
    
1989年、ソ連軍撤退完了(10万人)。

ランボー映画の世界配給が何らかの影響を与えたと言えないだろうか?


 ミャンマーの軍事政権に対して、長く続く民主化運動指導者、アウンサンスーチーさんの自宅軟禁問題や乳児死亡率79%(1997年)、最近のサイクロンによる大災害下の選挙、そして世界各国からの救助隊拒否など世論の非難はますます高まりつつある。

この「ランボー 最後の戦場」もまた何らかの影響を与えないだろうか?
私は少しでも早く民主化を願う一人です。

 世界的にもヒットした「ロッキー・ザ・ファイナル」。スタローンは62歳の体に酷使して出世作のロッキーを見事に演じきり、最終の美を飾った。そして最後のランボーは、ハードなバイオレンス描写満載だが、それは言い換えればミャンマーの軍事政権に対するスタローンの大きな怒りの表れと思える。このシリーズ初の監督も、撮りたいように撮り切りたいスタローンの強い意気込みを感じた。

 映画「ブラッド・ダイヤモンド」の中で、幼い子供が反政府ゲリラに誘拐され、殺人マシーンに育て上げられるシーンがありましたが、まさに悪魔の所業と云わざるをえません。この映画にもそれを思い出させるセリフがありましたが、幼い真っ白な子供の心を利用し、戦う獣に作り上げるなど決して許されるべき所業とは云えません。


グッドラック感動のお勧め度:85点(シリーズ最高点)

 
 二つのシリーズを除いて、スタローン映画ではこの作品がお勧めです。シャロン・ストーンとジェームズ・ウッズ・ロッド・スタイガーという豪華顔ぶれの「スペシャリスト」です。シャイな元爆破工作員をうまく演じ、やり手の共演者人の中でもいい味を出していました。


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