GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「リヒテンシュタインコレクション」をバーチャルで楽しむ!

2012年10月23日 | Weblog

「今更、何を言っているの?」と言われそうですが、美術館をバーチャルで楽しむことができることに驚きました。

今日の新聞で個人として世界最大級の規模を誇るリヒテンシュタイン侯爵家のコレクションが

初来日している記事を読みました。 http://www.asahi.com/special/liechtenstein/

そして「朝日新聞デジタル→ニュース特集」から訪れることができることを知りました。

展示している各部屋の壁面に掲げられた名画や

天井の壁画まで360度で鑑賞することができます。(目が回らないように、クリック操作は気をつけて!、拡大も可能です) 

何と素晴らしい技術か、と今更ながら驚きます。

ついでに日本の美術館・博物館のGoogleアートプロジェクトもクリックして、

憧れの足立美術館、大原美術館にも訪れて楽しみました。

しかし、こちらはバーチャルではありませんが…。http://googlejapan.blogspot.jp/2012/04/google_09.html

自宅にいて日本や世界の美術を鑑賞できるのはとも喜ばしいことです。

確かに現地で現物を楽しむ方がいいに決まっていますが、命や時間や命には限りがあります。

Googleのアートプロジェクトでも結構<行ってきた感>を味わえます。(私だけかな?)

   

昨日、映画「アイ・アム・ナンバー4」を観ましたが、

その中で「大切なのはその土地ではなく、その土地に住んでいる人だ」というセリフが心に残りました。

私は旅行しても決して風物や風景だけではなく、

カメラのタイマーを使っていつも連れ添いと自分の写真を撮ります。

また、周囲の人にお願いすることもあります。

その地に二人で行ったことを証明したい想いがあるようです。

車で遠出できる時間もそう長くはないはず。

そして、いつかアルバムを楽しむだけの時が訪れるはず。

そんなとき、自分や連れ添いが写真に写っていることに頬を緩める瞬間が来るような気がしています。

「…草の輝くとき、花美しく咲くとき、

 再び戻らずとも嘆くなかれ。

 その奥に秘めたりし力を見いだすべし…」(ワーズ・ワース)

 

「安芸の宮島・広島城」&「備前岡山城・後楽園」

2012年10月21日 | Weblog

<安芸の宮島と広島城観光旅行>

 10月27日(日)から安芸の宮島観光旅行に出かけます。先日広島のコンフォートホテルに2泊予約を入れました。

 厳島神社は平家一門の信仰を集めた宮島にある世界遺産に登録された神社。瀬戸内海の島を背後に、海の中に立つ赤い鳥居や木造建物が建ち並ぶ姿は日本でも珍しい。潮が満ちてくると社殿があたかも海に浮かんだように見え圧巻とか。陸からと海からの両面から鑑賞したいと考えています。

 

  

 

 城好き&水族館好きの私は、広島城や宮島水族館にも訪問予定。広島城は1598年に毛利輝元によって創建された。大天守は、1945年に倒壊するまで現存天守の中では岡山城天守に次ぐ古式を伝えるもので、下見板張りや最上階に高欄を持つ外観の仕様は国宝保存法下の国宝指定(1931年)の理由の一つとなったようです。日清戦争時には、本丸に大本営が置かれたことがあるという稀有な歴史を持っています。アメリカ軍による広島市への原子爆弾投下の際には破壊目標地点となったと聞きます。また、広島城は日本三大平城としても名古屋城、岡山城ともに有名なので楽しみにしています。今回は旅行の帰りに倉敷から岡山城にも立ち寄る予定です。
 宮島ロープウエーに乗って、瀬戸内海の絶景や原始林の眺めを楽しみながら空中散歩を楽しもうと思っています。巨岩奇石が点在する変化に富んだ景観、そして眼下に広がる瀬戸内海の多島美が訪れる人を魅了してると聞いています。行く前からワクワクものです。

      

 まだ時期ではありませんが、モミジで有名な紅葉谷公園や宮島水族館近くの大元公園にも立ち寄れたら行く予定をしてます。この公園は海岸線の近くにモミの大木が生育する世界でも珍しい場所で、潮の匂いと森の香りが混ざり合っています。入り口付近にある「牛石」は宮島の名石の一つとか。 

その他の予定地としては、 
●海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)
日本で初めて、実物の巨大潜水艦を陸上展示する博物館「海上自衛隊呉史料館(愛称:てつのくじら館)」は、「潜水艦の発展と現況」や「掃海艇の戦績と活躍」などに関する歴史的な資料を通して、海上自衛隊の歴史や、呉市と海上自衛隊の歴史的な関わりについて紹介する史料館です。
● 大和ミュージアム
●海上自衛隊(旧海軍兵学校)
●原爆ドーム

<備前岡山城と後楽園、倉敷美観地区観光旅行>

岡山での宿はまだ決めていません。

しかし、予定では岡山市内で安くて評判がいい「リ-セントカルチャ-ホテル」を予定に入れた気ままな旅行です。

予約は広島観光後に連絡を入れようと思っています。

●岡山城&後楽園

 岡山城は三段の城郭配置が西側の一方だけに広がる平山城となっている。言いかえると本丸の北から東には郭の無い、非常に防備が薄い縄張(曲輪や堀、門、虎口等の配置)である。郭の代りとして、「後園(後楽園)」が築かれたと言われている。 歪んだ多角形平面の天守台を持つ安土城天主や羽柴秀吉による大坂城天守を模しているという説もある。その外観は黒漆塗の下見板が特徴的で、この印象から「烏城(うじょう)」とも呼ばれ、隣県の「白鷺城(はくろじょう)」とも呼ばれる姫路城と対比されることもある。

*縄張には「連郭式」(野田城)・「円郭式」(田中城)・「梯郭式」(広島城・岡山城・熊本城

 ・「輪郭式」(二条城・名古屋城・松本城・大阪城・駿府城)「並郭式」(島原城・大垣城)などがある。

 後楽園は江戸時代初期に岡山藩主・池田綱政によって造営された、元禄文化を代表する庭園で日本三大庭園の一つ。江戸時代には延養亭を茶屋屋敷、庭園を後園または御後園と呼んでいましたが、1871年(明治4年)、園内を一般開放するにあたって、これを後楽園と改めました。兼六公園や偕楽園は訪れたので、今回は是非とも訪れたいと思っています。

    

●倉敷美観地区
 風にそよぐ柳並木や、白壁となまこ壁が美しいコントラストを見せて倉敷川に影をおとし、伝統的な日本建築の美しさをよく残しているこの一帯は、江戸時代には米の積出地として栄えたところで、町並みから往時をしのぶことができる。世界的名画を集めた大原美術館をはじめ、民芸館、考古館など、文化的施設も多数あるので、私は2回目ですが、連れ添いにも鑑賞して欲しいと思っています。

     

 今回の旅行で日本三大庭園は訪れることになるので制覇(?)できる。後楽園は今回訪問予定なので、天橋立は幼い息子も連れて訪問したので残すは陸前の松島ということになる。来年の秋、中尊寺観光と紅葉狩りと共に訪れたいと思っています。写真はすべて借り物ですが、一週間後にはホカホカの自前写真をアップしますので、ご期待下さい! 

 *尚、上記の説明や形容は観光記事やウィキペディアの記事を加工しました。


映画「未来を生きる君たちへ」

2012年10月19日 | Weblog
 
  
●「未来を生きる君たちへ」
この映画は少年の純粋で一途な気持ちが、
間違った方向に進んだ時の親の恐怖を描いています。
純粋なだけに親の理論(「こんなことして将来を棒に振る気か!」)は通用しない。
先を見通すというのは、大人でも容易いことではないのに、
幼い少年に将来を予想できる知恵など有るはずがないのです。

「灼熱の魂」の中で『大学で知識や学問を身につけて、こんな生活から抜け出すのだ』
と祖父に諭される場面がありましたが、幼い少年にはこの話は理解できません。

若さと無知が持つ一種の恐怖ですが、若さの特権とも云えます。
だからこそ、無限とも云えるパワーを内在しているのでしょう。
純粋であるという彼等にとっての<大義>がすべてを圧倒するのです。
しかし、純粋さを失ってしまった親たちには、無知による恐怖としか映りません。
こんな時、大人は冷静に接する必要があります。
この接し方を間違えることが、親子の断絶や家庭崩壊が迫ってきます。

大切なことは、彼等が理解しやすいスポーツや音楽やアニメ等を通して、
大人も一緒になって偏見のない知識を与え続けることです。

以前読んだ新聞記事を紹介します。
読売ジャイアンツ終身名誉監督長嶋茂雄さんに
「いま子供たちにスポーツを勧めるとしたら何がいいでしょうか」と尋ねると 
「もちろん野球です」 
「では野球をどうやって教えていきますか」と聞くと 
「それはキャッチボールです。キャッチボールの前に、まずボールを持たせてみるといい。
 手の中にあるボールの感触がいかにいいかというのは子供にはすぐにわかる」 
キャッチボールの基本は相手の胸に投げることで、
 それは捕りやすいボールを投げるということです。
 キャッチボールは連続性が大切です。捕って終わるのではなくて、
 捕ってから相手に投げ返してまた受けるわけです。 
それからキャッチボールの非常に奇妙で面白いところは、
 暴投をしたほうがボールを拾いに行くのではなくて、
 受け手側が「いいよ、いいよ」と言って捕りに行くところです。
 そうしますと「ごめんナ」と言いながら、
「この次はいいボールを投げてあげなくちゃ」と考えるようになる。
長嶋さんはそれが「会話」だと言います。
 
子供たちと同じステージで会話する大切さを大人はもっと知るべきだと私は思います。
集積された様々な知識が必ず開花することを願い、大人たちが溢れるような愛を携えて、
子供たちに接して欲しいと心から願います。
 
 
 

お奨め映画「灼熱の魂」

2012年10月19日 | Weblog

    

 この映画の冒頭、幼い子供が電動のバリカンで坊主頭にされるシーンから始まる。いずれ深い悲しみに満ちた少年が誰であったか、この映画を観ている人に分かってくる。その時、かつてない衝撃が胸の奥を揺り動かされいるだろう。

 中東系カナダ人女性が亡くなり、公証人から遺された双子の姉弟に遺言が伝えられた。それは父親と兄を見つけ出し、それぞれに宛てた母からの手紙を渡してほしいというものだった。自分たちのルーツでもある中東の母国は、かつて激しい宗教対立の為に暴力的で悲惨な状況下にあった。若い頃の母の行動を追う内に、姉弟は母の数奇でしかも壮絶な生き様を知ることになる。現在と過去を何度も行き来しながら、二人は初めて母という一人の人間性に触れ、兄と父を追うことは知られざる自らの出生の秘密まで知ることになっていった。そして、母はかつて「歌う女」と呼ばれ、監獄で15年間の拷問に耐えながらも地獄を生き延びた女闘士だったこととつきとめた… 
 

                   *2010年度のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。

 

本来宗教とは人間の生き方や寛容さを教え諭すものではないか。

宗教の対立や民族闘争の背景にあるものは一体何なのか。

そして、理不尽で圧倒的な暴力に前に、人は為す術もないのか。

<灼熱の魂>をとは何を意味するものとは何なのか、じっくり考えたくなりました。


試写会「エクスペンダブルズ2」

2012年10月13日 | Weblog

 

11日、大阪城ホールと大阪城が見える松下IMPホールで、
試写会の「エクスペンダブルズ2」を鑑賞しました。

ラッキーにも高校の後輩のMさんから試写会ハガキのおこぼれを頂戴できたからです。

Mさんの旦那様は仕事で来られず、私たち夫婦と3人並んで鑑賞しました。

  

新旧のアクション・スターを大結集して贈るアクション・エンタテインメント・シリーズ第2弾。

映画の出来は残念ながら1作目を越えられませんでした。
ストーリーが陳腐で、派手なアクションだけが天こ盛りでした。
観ていてやり過ぎという感しがしてなりませんでした。

どんな映画でも大切なのはストーリーですが、アクション映画でもとても重要です。

アクションしか記憶に残らない映画ではヒットは難しいからです。
3作目の企画はきっと難しくなるのでは、と思います。

ブルース・ウィルスとアーノルド・シュワルツェネッガーは、
前回とは違ってセリフも数回、アクションシーンもあったが、お笑いシーンとしか思えませんでした。

 

シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー 、ドルフ・ラングレン。
チャック・ノリスとジャン=クロード・ヴァン・ダムは今回初出場。

  


小雨降る中、車で来ていた私たちはMさんを誘って一緒に帰りました。
Mさんとは8月の<ラブアップルコンサート>で同じスタージに立ちましたが、
非常に歌がお上手で、バックバンドを従えた女性3人のバンドレベルも非常に高いものがありました。

車中、長居競技場のプールで週に6キロほど泳いでいるとお聞きし驚きました。
どうりでスマートな訳です。

コンサートの真摯な練習、そして身体を鍛えること、
何事も準備が基本です、見習いたい姿勢です。


「マウリッツハイス美術館展」(真珠の耳飾りの少女)

2012年10月06日 | Weblog

以前、四国の大塚国際美術館で陶板に焼き付けた世界の名画を数多く観てきました。
今回神戸市立博物館にやってきたフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が
実物と大きな差があるのか、確かめたくて出かけてみました。

    

    

    

オランダ・ハーグにある王立のマウリッツハイス美術館が改修工事にはいるため、

フェルメールの傑作として知られ美術館の顔として最も人気の高い「真珠の耳飾りの少女」や

レンブラントによる感動的な再晩年の「自画像」、

オランダ風景画の巨匠ヤーコプ・ファン・ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」、

風刺が利いたヤン・ステーンの風俗画「牡蠣を食べる娘」など

約50点の出品が実現しました。

実物と陶板に焼き付けた絵の差は、
陶板の方が間近で観られ、しかも写真もOKなので、
私としては大塚国際美術館の方を押したいと思います。

陶板に焼き付けた世界の名画(大塚国際美術館にて写真撮影)

     

     

     

しかも、世界の名だたる美術館の最高の名画が展示されているだけに
世界中を巡る必要もなく本当に皆様にお奨めしたいです。
近いうちにもう一度、訪れようと思っています。

帰りは神戸から43号線を大阪に向かい、出屋敷の串カツ専門店「あさひ」で夕食。
数年ぶりだったが、近隣にあったパチンコ屋が廃業し、店前が駐車場になっていのには驚いた。

   

二人で好きな串カツを18本注文、ご飯と味噌汁を付けて合計3,150円。
こちらもお奨めできるお店です。


「考えるのは動物的?」

2012年10月02日 | Weblog

久しぶりに堅いお話。

『「考えるというのは不思議な出来事で、やろうと思ってできることではありません。人間は普段、退屈と気晴らしが交じり合った日常をいきていますが、時折、そこに何かが不法侵入してくるときがあって、そう言うときにものを考えはじめる。』

 この文章とても良く理解できる。私が時々語ってきたメンターに出会った時でもあるからだ。しかし、この先が、さすが哲学者、私にはとても考えれない展開となる。10/2の朝日新聞:政治を話そうというページの國分功一郎氏のオピニオン記事をそのまま書き写します。
『その状態は動物に似ています。動物は退屈と気晴らしが入り交じった日常とはほとんど縁がありませんから。だから私は気晴らしの享受を「人間的』、ものを考えはじめることを「動物になること」と呼んでいます。』(この辺りが哲学者たる所以。「人間は考える葦」と言ったのは確か、哲学者・思想家のパスカルだったはず。しかし、國分氏は、考えはじめるのは、非日常ではないから、動物的だとおっしゃる)『(3.11以降の)今の日本では強烈な危機感が人に考えることを強いているのでしょう』

    

 國分功一郎氏は映画「ファイトクラブ」が好きだそうだ。主人公は北欧家具収集という「消費」に熱中するが焦燥感から逃れられない。だから殴り合いの痛みを代償にして、初めて生の実感を得る。

 現代の民主主義制度では、数年の一度の選挙に行くことくらいでしか、実感は得られない。そこに焦燥感を抱いて、日本の政治や政治家に不平不満をぶちまけるだけではなく、面倒と逃げないで政治に参加し、そしてとことん政治に向き合う覚悟が必要ではないか。

 昨年私はそんな想いがこみ上げてきて、ある政治家の後援会に参加した。政治家の生の言葉に接することによって彼の熱い想いを聴き判断したいと思ったのだ。たった6,000千円の年会後援会費だが、今年も継続して会費を振り込んだ。年末には後援会が開かれるだろう。大きな選挙が1年も経たずして行われるはずだけに、彼の展望を生の声で聞いてこようと思っている。