GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「発芽とお弁当」

2013年04月29日 | Weblog

2週間ほど前、近くのコーナンの園芸コーナーに行ってある花の種を購入し、
施設前の歩道の木の下に蒔きました。
非常に堅い土だったので、毎日土を掘り返し水をやりました。

しかし、なかなか芽が出ず諦めかけていたら、なんと2,3日前にようやく発芽したのです。
(60粒蒔いて4つの発芽:発芽率6.7%)
買ってきた種の発芽だと思っているのですが、違っていたりして…
とにかく、種を買って蒔くなんて生まれて初めてのことなので
これからの成長がとても楽しみになってきました。

若い連中の視野を広げ、感性に新たな刺激を与えることが
上司としての大きな使命と思ってきました。
そして、彼等の行動や視線、スタンスが変わってきたと感じることが大きな喜びでした。

しかし、これまでの仕事と違って初めて直接的な部下がいない職場となり、
非常に楽になりましたが、反面物足りなく思っているのも事実でした。
そんな気持ちが初めて園芸コーナーに足を運ばせたのかなと自己分析しています。

数十年昔、可愛い部下だった由美様が自己菜園で野菜を自作されています。
自宅マンションのベランダが南向きなので、真似て試してみようと計画しています。
コーナンで購入した種は野菜ではありませんが、その最初の第一歩がこの発芽です。

    

「何かを育てる」
「何かを作る」
幾つになっても人には大切な行動だと思っています。
気持ちを落ち着かせ、自分の行いをも振り返らせてくれるからです。

連れ添いは毎日私より1時間前の朝6時には起きて、私の弁当を作ってくれています。
私が通う施設では230円でランチが食べられますが、お弁当を食べ続けたいと思っています。

「お弁当は毎日のラブレター」と云う宣伝文句をラジオで耳にしましたが、
その通りだと思います。
夫が食べるお弁当を早く起きて作り続けることは、
妻にとっても精神的に、肉体的に、とてもいいことだと信じています。
私は感謝の気持ちを忘れずに食べ続けたいと思っています。


「雨を逃れた堺CCでのゴルフ」

2013年04月24日 | Weblog

今日のような雨でも、堺カントリークラブではスムーズなプレーを楽しめました。
レイン・ウエアーを着ながらの苦しいゴルフを予想していたのですが、
思ったほどの雨は少なく、いつものメンバーと楽しい一時となりました。
私が48,43の91で4人中でトップ(川田96、西田94、南雲92)だったこともその要因です。
3日前の月例で50を叩いた竹コースで、今日は43だったこと、少しだけリベンジできたことも嬉しさを増加させてくれました。

月例の結果も発表されていました。
なんと優勝スコアがネットで60です。
私と同じ19ハンデの方が79で回られたのです。
私の過去の最高スコア(41.41の82)で上がっていても優勝できなかったことになります。

    

さて今日のゴルフは特にドライバーが好調で、
230Yの吹き流しを越えるショットが幾つもありました。
この数年で最高のティーショットを連発して3人を驚かせました。
来月のゴルフは何度も100叩きの刑を喰らっている滝野CC:迎賓館コース1.5Rに挑戦(5/8)です。今日のメンバーから南雲さんが欠けるので、どなたか行きませんか?

INとOUTでパーが6つのラウンド。
ドライバーとパターは好調を維持できています。
次の課題は、ライの悪い場所やバンカーからの寄せワンショットを磨きたいと思っています。
階段を上がっている実感は、スポーツだけではなく何をするにも大切なことです。
それを自らの力と工夫で見いだすことです。
「60の手習い」という諺もここからきているのではと思ってしまいました。


「マスターズ・トーナメントと私」

2013年04月11日 | Weblog

「ゴルフの祭典」と呼ばれているマスタ-ズ・トーナメントが4/11から開幕します。私はこのマスターズが大好きです。こんなに楽しみにしているゴルフ・トーナメントは他にありません。J・ニクラウスが最年長で優勝した1986年以来、このトーナメントの中継録画をすべて保管しているほどです。息子は1982年に生まれたが、毎年家族3人でこのトーナメントを見続けてきました。昨年息子は人事異動で奈良に移り住みましたが、きっとこのトーナメントを楽しみにしているに違いありません。私の膝の上に乗ってニクラウスが最終日のナインホールで、奇跡的なパットを何度も入れ、トップに躍り出たシーンが今でも目に浮かびます。私も息子もゴルフを生涯のスポーツとして選んだのはマスターズ・トーナメントのおかでだと云って過言ではないでしょう。

 マスターズが開かれるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(ジョージア州・アトラント)が、他のトーナメントと大きく異なっていることを挙げてみます。

1)マスターズだけが毎年同じオーガスタ・ナショナルGCで開催される。
(他のメジャー大会の全米オープン・全英オープン・全米プロも開催コースは毎年異なる)
2)コースの色彩を「PMS560」という深いグリーン色で統一。
  看板、観客席、鉄塔、飲料のカップ、ポテトチップの袋を始め、コース内の池の色まで緑色に着色。サンドイッチの包み紙が緑色なので芝生に落ちても目立たない。
3)フェアウエーは広く、ラフがない。その代わりにグリーンの起伏は大きく難度は高い。 季節によって寒暖変化があるため、コースやグリーンの地下に暖房設備が埋め込まれ、  パワーと繊細さというゴルフの醍醐味が凝縮されている。
4)企業広告は一切排除されている。公式飲料のコカ・コーラ(本社アトランタ)でさえ、  ロゴは伏せられている。売られる商品はすべて「マスターズ」ブランド。
5)観客を支援者を意味する「パトロン」と呼ばせている。
約束を守らず、観客を「mob」(群衆)と呼んだアナウンサーは翌年担当を外された。
  マスコミにも絶大な力を持ち、世界で一番コントロールされた大会と呼ばれている。

    

    

   

 30年前、息子が生まれた時、こんなことを考えました。いずれ子供は親から離れていく。それまでの間、少しでも一緒に長く楽しめるスポーツ、ゴルフを幼い頃から教えようと考えました。そうすれば長い時間私と濃密な時間を共有できるのではないか。「プレッシャーとはなんぞや?」「練習や訓練の必要性」「体と頭は別個に働くもの」「心のバランス保つためにスポーツは大切である」「私の信念やスタンス」を伝えながら、親と子の絆を強くしたいと。

 あれから30年が過ぎ、彼がどんな人間に育ったのか、この判断は第三者に委ねるしかありませんが、彼がゴルフをこよなく愛する人間に育ったことは確かです。昨年自分のホームコースを息子と一緒に回るという30年かけての夢・目標としてきたことを達成できました。私にはオーガスタ・ナショナルGCでプレーする以上にうれしい出来事でした。息子にも同じように30年をかける壮大な夢・目標にチェレンジして欲しいと密かに願っています。

 世界でもっとも美しいショートホールと云われているオーガスタ・ナショナルGCの12番ホール。かつてこの12番ホールが大阪で開催された<花博>(1990年)で、そのままの姿で作られました。グリーンやフェアウェーの地下には暖房設備までオーガスタ・ナショナルGCの設計図そのままに作られたと云います。ワンオンに挑戦できるハガキを出したら当選して、家族3人で花博を訪れました。息子が小学校2年生の時でした。133Yを8番アイアンで打ちました。ナイスオンした人だけがフェアウェーを歩いてグリーンまで行くことができました。ワンオン確率は30%でしたが、私もなんとピンの右4mにナイスオンしました。深い絨毯のようなフェアウェーやグリーンを歩いた感触を今でも良く覚えています。息子もきっと良く覚えていることでしょう。私の晴れ姿を録画していたのですから。但し、その後がいけません。バーディーを狙い、結局3パットのボギーだったのです。(苦笑)

                

 

* http://www.tbs.co.jp/masters/course/cs12.html ここのコースガイドをクリックして欲しい。

  18ホールの過去の名場面や空撮された美しい各ホールを見ることができます。