GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「住吉っさんでのおみくじ」(2013年)

2013年01月04日 | Weblog

 正月になると今年の運勢が気になるものです。初詣では必ずおみくじも引きたるなります。今年の初詣は春日大社に行きましたが、息子のお守りだけ購入しました。おみくじは、たとえ凶を引こうが年1回、住吉っさんだけ。凶以外のおみくじは自身の財布の中に1年間保管します。というのが連れ添いが作った我が家の決まり(私は黙って従うだけ)。今から住吉っさんに行き、帰りに実家の父との親子将棋6番勝負に挑みます。連れ添いは3年連続の大吉と思ってましたが、尋ねると2年連続だそうで、私が一昨年の凶を引き、昨年、小吉を引いたことも覚えていました。凶の場合は片手で木の枝に結ぶ(困難な行いを達成した、修行したことになる)ことによって凶を吉に転じる)ことにしています。このように日常の些細なことを楽しみに転じていく、これが我が家の憲法の基となっています

    

   

    

     

 住吉っさんでのおみくじ結果は「中吉」でした。2年連続「大吉」の連れ添いは、今年はなんと「大凶」でした。この10年間風邪引きさえなかった健康な人でしたが、今年は注意した方がいいようです。
 親父との将棋の勝負は、就寝中のため延期となりました。住吉大社から粉浜商店街に行く途中に「やろく」という老舗のレストランがあります。今どき珍しい三代も続いている老店舗です。大衆化路線に走らず、私の幼い頃から価格帯が高いメニュー構成でした。「やろく」の焼きめしが美味しかったという記憶がいまだに残っていいます。その「やろく」が南海電車高架したにコロッケ専門店を出店していたので、初めて食べてみました。

    

          

 薄いカレー味のタマゴコロッケ(200円)が名物だそうですが、私にはイマイチでした。立ち食いには不向きなのかもしれません。実家のすぐそばにある内山精肉店のコロッケの方(65円)が懐かしいコロッケの味そのもので私は好きです。幼い頃は5円と10円のコロッケを販売していました。現在販売している一個65円のコロッケオンリーで、当時販売していた10円コロッケ、そのままです。衣がしっかりしていた5円コロッケの方が好きだったのですが、復活を望んでいるは私だけでしょうね…。

 いまだに続く老舗にはそれなりの芯が通ったスタンスがあります。これを築けるか、ここに初代の苦心があります。二代目、三代目がその芯の継承ができるかどうか、が最大の分かれ目となります。物品の販売では時代の流れを読む力、取り入れていく力が大切です。食べ物を売る店は、かんごに変わらない味を適正価格で提供して行く力、新しいものも取り入れ加工して老舗の味を追求できる力が絶対条件となります。前者も後者も欠かせないのがなじみのお客様への真摯な姿勢・尊敬心・感謝する心です。店舗内の全スタッフの関係を含めてお客様と店舗との信頼関係の構築こそが、老舗には最も大切なことがらです。



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