GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「予定がなくても至高の時」

2012年12月23日 | Weblog

 何も予定がない日は、朝からたっぷり時間をかけて新聞を読む。定年退職後の新たな習慣になりつつある。読んでいると落としたてのコーヒーや暖かいロイヤルミルクティが、トーストや小さなパンを添えて私の書斎の机に届けられる。連れ添いと一緒になって31年を過ぎたが、こんな優雅な時間は今年の4月までなかった時間だ。新聞を読みながら気になる記事を書き留めたり、切り取ったり、今日はデジカメで記事を撮り、<23日記事>としてPCのドキュメントに保管した。

 時として新たな予定が決まることもある。明日の24日のクリスマスイブには二人だけの忘年会予約を入れているが、先ほどその前後スケジュールの追加を連れ添いに伝えた。あいらんど大先輩が何度も語っている「心斎橋プーマストアの訪問」、そしてメインの「肉料理&ワインYUZAN南船場店」での忘年会、帰りに今日の新聞で知ったフェスティバルタワー13階のスカイロビーで開催されている「映像ショー見物」(25日までの18:00~21:00)という盛りだくさん?の予定だ。 

     

 YUZAN南船場店のT料理長は1998年以来の友人だ。私が最後の支配人をしたフランス&イタリンアン料理店の料理長で、何度もゴルフや麻雀したかけがえのない戦友と云える。彼はかなりの巨漢で、そのためか心臓病をかかえている。先日その手術をしたばかり。しかも手術後ほんの2,3日でもう現場に立っているという勇者でもある。厨房に立ち続けることが彼の生き甲斐だ。明日は忘年会と逆・快気祝いを兼ねた日になる。北新地にあったYUZANも含めると彼の店に行くのは今回で4度目かな。毎回普通の焼き肉店では食べられないさまざまな至高の肉を、凝った調理法で、斬新な食べ方で、幾つかの好みに合ったソースで食べさせてくれる。彼の友人でもある「あまから手帖」の編集長ぞっこんのお店だ。皆様にも自信を持ってご紹介できる。

        

 この写真は今年の6月に「肉料理とワインYUZAN南船場店」を訪れた時のものだ。背の高いイケメン男性はT料理長の愛弟子で、私と何度も麻雀した仕事仲間でもあるゲンさん。彼等を部下だったと一度も思ったことはない。仕事仲間、言い換えれば同じ釜の飯を食べた戦友と思っている。ただ彼等を守り切れなった後悔の念が個人的に私の胸に重たく残っているが、写真に写る二人の笑顔は、その想いを拭い去って余りあるものがある。今は一緒に働けたことを感謝したい気持ちで一杯だ

●http://www.a-nest.co.jp/yuzan-senba.html



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