先日、この春病院を退職してゆっくりしていた元同僚が元の職場に再就職したことを知りました。
ご本人はちょっとホッとしたと言っていました。
看護師の退職後の身の振り方は人それぞれです。
主婦や、家族の介護に専念している人、別の病院や検診センターで働く人、介護施設で働く人。
まあでも、年金支給開始年が伸びるにつれ定年後も働くことが当たり前になってきているなと感じています。
それも、同じ職場で白衣を着て継続して働く人がほとんどなようです。
私はどうかといえば。
この前、「額に何かくっついてるよ」と言われて取ってみたら、私が爪を切った入居者の足の爪のかけらでした。
爪水虫の厚くてボロボロ崩れる爪をしつこく切った日でした。
その次の日は掃除中にバケツの汚水が顔にピチャっとかかりました。
昨日は、興奮した入居者に安定剤を緊急処置で口の中に入れたらブア~と唾とともに吐き出され服と顔にかかりました。
最近、いろんなものを浴びます(笑)
でもそれは全然大丈夫。
それより、「はあ~?!」と驚くような解せない職場のいろんなことに適応しなければならないのがね、ちょっと辛い。
正直、「やってられらんない!」と毎日思います。
でもね~
もう、元のあの病院で電子カルテと患者さんと医師や様々な人間関係の中では働けないだろうな。
検診センターで採血や検査をしたり診察介助をするのも合わない気がする。
パタパタと一日中動いていますが、健康のためにはいいし、創作活動にも首を突っ込み壁飾りを作って悦に入ったり、お年寄りの対応にも大分慣れてきたしで、なんだかんだで、今の職場が丁度いいのかな。
いろんな事を飲み込まねばならないのはどの職場でもあるでしょう。
その日、事故なく無事に終わること、それが一番なんだなと思える今日この頃です。
人は人、自分は自分ですね。