牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

ホサナ・サンデー(棕櫚の日曜日)

2007-04-01 06:44:17 | Weblog
四月です。うす曇の朝です。桜が満開の木々もチラホラ見かけます。今週中に満開を迎える地域も多いことでしょう。

キリスト教会は今週、受難週を迎えます。今日はキリスト教暦では、ホサナの日曜日です。

マタイの福音書

21:1 一行がエルサレムに近づき、オリーブ山のふもとのベテパゲ近くまで来た時、イエスは弟子を二人、こう言って使いに出しました。
21:2 「村に入るとすぐ、一頭のろばといっしょに、子ろばがつないであるのに気づくでしょう。 それをほどいて、連れて来なさい。
21:3 もしだれかに、何をしているのかと聞かれたら、『主がお入用なのです』とだけ答えなさい。 そうすれば、何もめんどうは起こらないはずです。」
21:4 それは、次のような昔の預言が実現するためでした。
21:5 「エルサレムに告げよ。
『王がおいでになる。
ろばの子に乗って。
柔和な王がおいでになる。』」
21:6 二人の弟子は、イエスの言いつけどおりに、
21:7 ろばの親子を連れて戻りました。 そして、子ろばの背に自分たちの上着をかけ、イエスをお乗せしました。
21:8 すると、群衆の中の大ぜいの者が、イエスの進んで行かれる道に自分たちの上着を敷いたり、木の枝を切ってきて敷き並べたりしました。
21:9 どっと押し寄せた群衆は、イエスを取り囲み、口々に叫びました。
「ダビデ王の子、ばんざーいっ!ホサナ」
「主をほめたたえよ!ホサナ」
「このお方こそ神の人だーっ!ホサナ」
「主よ。 このお方に祝福を!ホサナ」
21:10 イエスがエルサレムに入られると、町中が上を下への大騒ぎです。だれもが興奮して、「いったい、その方はどなたなんだい」と尋ねます。

 ホサナ=ああ、主よ。どうず救ってくださいの意味ですが、ごきげんよう!とか、栄光あれ!の意味でも使われ、日本語的にはバンザイ!という意味です。

 神を歓迎する、喜んで迎える!すばらしさを表現するホサナの日曜日です。しかし、ホサナ!バンザイ!と叫んだ群衆は、それから5日目の朝には、十字架につける!十字架につけろ!と叫んでいました。そしてイエス・キリストは、聖書の預言通りに十字架上に死にました。

しかし、キリスト教の逆説がここにあります。その十字架の死は誤った裁判(7度裁かれ7度とも有罪を宣告できなかった)、群集の裏切り、指導者のアジテーション等により、最も残酷な十字架の極刑でした。その十字架の死により、全ての罪が赦され、病がいやされ、のろいから解放され、貧乏から救い出され、死の束縛から解放される結果となりました。

 3日目に復活(8日はイースター)した救い主を、アーメン。信じますと心に迎えるとき、神の子とされ、清く正しく、健やかに祝福と繁栄の道を地上で過ごし、永遠の天国へ勝利者として凱旋できるのです。

すばらしい救いを体験し、平安と喜び、感謝と希望に輝いて行き続けることは、何と幸いな人生でしょう。先週は大学教授を退官なさった63歳の男性、50代のご夫婦がバプテスマを受け、クリスチャンとして今日の礼拝に参加します。

ホサナの日曜日、お近くのキリスト教会へお出かけください。私は今日、午前10時に富雄キリスト教会(奈良市富雄川西1-19-18) 午後2時=大阪エリムキリスト教会(浪速区恵美須西2-3-4)比寿 午後5時30分=堺エリムキリスト教会(堺市南瓦町15)の3箇所で礼拝説教です。今日の「メッセージは、自制(セルフコントロール)についてです。

ガラテヤ人への手紙

5:19 肉の行いは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、
5:20 偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、
5:21 ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。


5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
5:23 柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。


5:24 キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望とともに、十字架につけてしまったのです。
  5:25 もし私たちが御霊によって生きるのなら、御霊に導かれて、進もうではありませんか。
5:26 互いにいどみ合ったり、そねみ合ったりして、虚栄に走ることのないようにしましょう。



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