牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

種子島の思い出

2006-08-27 08:54:52 | Weblog
「故郷」
高野辰之作詞・岡野貞一作曲/文部省唱歌(六年生)

兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて、
忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)に在(い)ます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷

志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷

 小学生のとき理科の実験で小鮒をもらい、殺すのは不憫で家の泉にそっと逃がしました。

 台風で泉の水が溢れ、小鮒もいっしょに流され、それから数年後小川で小鮒が釣れるようになりました。種子島では兎を追うことはできませんが・・・・。

 いかに在す父母・・・。母は37歳でもう59年前に他界し、父は長生きでしたが99歳156日で召されました。母の命日は昨日、せみ時雨の中での葬式だったことも覚えています。

 人は死ねばお終い、愛も終わり、死んだら最後。9歳の子どもでしたが,シッカリとそのむなしさを心に刻みつけ、物も言わず、歌も歌わないようになりました。

 15歳のとき義母も死にました。葬式はキリスト教式。2学期になり島の小さなキリスト教会へ行きました。そこで変わらない神の愛を知り、自らの罪深さを自覚し、イエス・キリストが十字架で身代わりとなって死に、墓に葬られ3日目に復活したことを聞きました。

 信じれば罪赦されて神のことなり、永遠のいのちを与えられ天国に行くことができるという話しでした。

 私を愛して死んでくれた方がいる!感動でした。母は私を愛して愛してくれましたが、自分の病に勝てず37歳の若さでした。父の愛は厳しさだけの愛。好きだといってくれるガールフレンドもいたけれど、だれも死んでくれはしない。

 十字架に死んでまで、罪の身代わりになってまで愛してくださる方がいた!驚きでした。2千年前だろうと何だろうとスゴイと思い、その日に信じて洗礼を受けクリスチャンになりました。49年になります。

 今週は誕生日。65歳になります。種子島旅行を古いものは過ぎ去り、すべてが新しくなるきっかけにしたいと願っています。新しい夢とビジョン、チャレンジで前進です。

 なつかしい思い出とともに、新しい世界へ大きく飛翔したく祈りながらの夏の終わりの日々です。

エレミヤ書



31:2 【主】はこう仰せられる。
  「剣を免れて生き残った民は
  荒野で恵みを得た。
  イスラエルよ。出て行って休みを得よ。」

31:3 【主】は遠くから、私に現れた。
  「永遠の愛をもって、
  わたしはあなたを愛した。
  それゆえ、わたしはあなたに、
  誠実を尽くし続けた。




31:2 【主】はこう仰せられる。
  「剣を免れて生き残った民は
  荒野で恵みを得た。
  イスラエルよ。出て行って休みを得よ。」

31:3 【主】は遠くから、私に現れた。
  「永遠の愛をもって、
  わたしはあなたを愛した。
  それゆえ、わたしはあなたに、
  誠実を尽くし続けた。

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