牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

殺人国になるな

2017-05-14 18:11:46 | Weblog
ヨブ記41:10 だから、だれがいったい、わたしの前に立つことができよう。だれがわたしにささげたのか、わたしが報いなければならないほどに。天の下にあるものはみな、わたしのものだ。
愛である神は、全能者で天地創造の唯一の神。しかし、世界には神として祭られているものがごまんとある。日本は八百万の神を自慢している。石や木に縄をはり、キツネや白蛇を祭り、太陽や月、珍しいものは何でも拝む。偉大な武将や軍人=ほんとうは人殺し、殺人者なのに、そんなものが国を守ると、壮大や神殿を建て、戦争の虐殺を何とも思わなくほめたたえる。天皇を現人神=あらひとがみとして、恐ろしい殺人国になっても、上に立つ者は、死へ、死へと多くの若者たちを駆り立てた時代の悲劇はまだ終わっていない。死ねば靖国に祭ってもらえるのだ。死ね、死ねと、追い立てた指導者たち。その生き残りが、またその子孫が同じことを言い始めている。
宗教の恐ろしさは、教祖の言うとおりにしないと、祟りがある、罰が当たる、呪われると、脅し続ける精神的暴力集団です。さっさと恐れないで、離れてしまう方が賢く幸せな生き方ができるのに。
憲法があるのに、国のため国のためと言う。政治家が国のためと言い始めるとき、国民のことは考えていない。国民を国のためだからと死へ追いやって平気な顔をした時代から、まだ100年も立っていない。
宗教は多くささげたものに、報いをご利益を与えると約束し、その最大の報いが靖国に祭られるだった。今もその思想は変わらない。神社仏閣に並ぶ金額の多い順に並ぶ石柱を見よ。あれをしろ。これをしろ、そうすればご利益があるとの教えに騙されてはならない。聡明で賢明な、日本人の目覚める時が来ている。
指導者たちよ、自ら先頭に立ち、サーバントリーダーとなって欲しい。その模範は、イエス・キリストである。その言葉は今もなお響く。
マタイの福音書20:25 そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、言われた。「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者たちは彼らを支配し、偉い人たちは彼らの上に権力をふるいます。あなたがたの間では、そうではありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、あなたがたのしもべになりなさい。人の子が来たのが、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためであるのと同じです」
ありがとうございます。今日もまた天国笑顔の一日。感謝します。

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